基本情報

所属
関西医科大学 医学部 講師
学位
学士(獣医学)(1999年3月 北海道大学)
博士(獣医学)(2004年3月 北海道大学)

ORCID ID
 https://orcid.org/0000-0002-9670-5683
J-GLOBAL ID
200901054191160151
researchmap会員ID
5000061144

外部リンク

私の研究は健常および疾患に関わるイオン輸送体に焦点を当てています。私は電気生理学、分子生物学、および免疫組織化学法を総合的に用いて、上皮膜イオン輸送に寄与するイオンチャネルを同定してきました。
反芻動物の耳下腺腺房細胞に存在する内向き整流性Kイオンチャネル(Kcnj2)を電気生理学かつ分子生物学的に同定しました。また、自律神経活動により刺激される唾液分泌に寄与するCa依存性Kイオンチャネルの分子(Kcnn4)を明らかにしました。さらに、ラットの顎下腺腺房細胞において、細胞内ATPとcAMP依存性タンパクキナーゼがCa依存性Kイオンチャネルを制御することを解明し、博士(獣医学,北海道大学)の学位を取得しました。
現在は、がん幹細胞を処置できる抗癌剤を開発しています(国際公開:WO 2022/210524 A1)。私の研究は、中冨健康科学振興財団、日本膵臓病研究財団、金原一郎記念医学医療振興財団、大阪コミュニティ財団、日本学術振興会(KAKENHI (00J07162, 15390067, 16790140, 20790181, 24790226, 20K09173, 20K09184, 20K09337, 20K09400, 21H03047, 21K09166, 21K09191, 22K07924, 22K09220, 22K09245, 22K09295, 23K08553))、およびAMED(革新的医療技術創出拠点プロジェクト:橋渡し研究・新規開発シーズA;九州大学A203,九州大学A235)から助成を受けています。
私は関西医科大学医学部において、生理学の講義と実習を担当しています(2003–2009年,2011年から現在まで)。大学院医学研究科において、細胞分子生理学の講義と演習を担当しています。(2003–2009年,2011–2018年,2021年から現在まで)。リハビリテーション学部において、生理学の講義を担当しました(2021年–2022年)。附属看護専門学校において、解剖生理学の講義を担当しました(2003–2009年,2012–2019年)。


研究キーワード

  4

委員歴

  1

論文

  24

MISC

  11

講演・口頭発表等

  72

担当経験のある科目(授業)

  3

所属学協会

  4

共同研究・競争的資金等の研究課題

  33

学術貢献活動

  35

社会貢献活動

  58