楠本 泰士

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研究者氏名
楠本 泰士
所属
東京工科大学
部署
医療保健学部理学療法学科
職名
専任講師
学位
学士(理学療法学)(東京都立保健科学大学), 修士(理学療法学)(首都大学東京), 博士(理学療法学)(首都大学東京)

研究キーワード

 
 

研究分野

 
 

経歴

 
2014年4月
 - 
2016年3月
東京工科大学医療保健学部 学生委員会 委員
 
2016年4月
 - 
現在
東京工科大学 情報管理委員会 委員
 
2018年4月
 - 
現在
東京工科大学 国際委員会 委員
 

学歴

 
2004年4月
 - 
2008年3月
東京都立保健科学大学 保健科学部 理学療法学科
 
2010年4月
 - 
2012年3月
首都大学東京 人間健康福祉学部 理学療法学域
 
2013年4月
 - 
2016年9月
首都大学東京 人間健康科学研究科 理学療法科学域
 

委員歴

 
2008年4月
 - 
現在
日本理学療法士協会
 

受賞

 
2016年1月
理学療法ジャーナル編集室 理学療法ジャーナル賞 奨励賞 歩行可能な脳性麻痺患者における選択的股関節筋解離術後の股関節内外転筋力の変化  小児と成人における術後筋力変化の違い
 
要旨:〔目的〕小児と成人の脳性麻痺患者における股関節筋解離術の術前・術後4週・術後8週の股関節内外転筋力を比較し,年齢による術後経過の違いを明らかにすることを目的とした.〔対象と方法〕股関節筋解離術を施行した歩行可能な脳性麻痺患者17名を対象とし,術前・術後4週・術後8週時の股関節内転・外転筋力を測定した.筋力を従属変数とした反復測定二元配置分散分析および多重比較検定にて検討した.〔結果〕内転筋力は術後経過に主効果を認め,小児群では全期間で有意差はなかった.成人群では術前と比べ術後4週で低...
2016年10月
日本保健科学学会 第26回日本保健科学学会学術集会 奨励賞 青年期発達障害児における立位平衡機能と筋肉量の関係
 
2017年9月
日本保健科学学会 第九回日本保健科学学会 奨励賞 脳性麻痺痙直型患者の尖足変形に対する足関節筋解離術と下肢随意性の関係
 

論文

 
青年期軽度発達障害児と健常児の平衡機能の比較
楠本泰士、高木健志、松田雅弘、新田收
日本保健科学学会誌   21(2) 82-88   2018年10月   [査読有り]
Effects of an underwear-type hip abduction orthosis on sitting balance and sit-to-stand activities in children with spastic cerebral palsy
Yasuaki Kusumoto,,Tadamitsu Matsuda,Kanako Fujii, Kiyotaka Miyamoto, Kenji Takaki, Osamu Nitta
The Journal of Physical Therapy Science   30(10) 1301-1304   2018年10月   [査読有り]
幼児期における運動の協調性と感覚異常の関連性の検討
松田雅弘、新田收、古谷槙子、楠本泰士、小山貴之
理学療法学   45(4) 248-255   2018年8月   [査読有り]
子どもの運動機能と運動習慣の調査から見えてきた現状
松田 雅弘, 大山 隆人, 田上 未来, 新田 收, 楠本泰士, 栗原 靖, 越田 専太郎, 橋本 俊彦
理学療法科学   33(4) 631-636   2018年8月   [査読有り]
子どもの運動不足により,運動器疾患を罹患しやすい子どもが増加している.千葉県内スポーツフェアで現状を把握することを目的とした.子ども336名に運動項目7項目の測定とアンケートを実施した.運動習慣は69.6%が毎日~ほぼ毎日運動していた.現在または過去の運動器の疼痛は16.4%,37.2%,日常的によく転倒する子が26.1%であった.基本的な運動機能が低下している子どもが多く,その運動項目と運動器の疼痛や転倒のしやすさが関連していることが考えられる.
傾斜条件における重心動揺の検討
松田 雅弘, 倉山 太一, 栗原 靖, 田上 未来, 楠本泰士, 新田 收
理学療法科学   33(4) 637-641   2018年8月   [査読有り]
傾斜の違いによる立位姿勢制御について,重心動揺計を用いて検証した.重心動揺計測は,水平条件とつま先を上方・下方に8°傾斜させた条件にて,静的重心動揺計測を開脚立位で30秒間測定した.また,前後左右に最大限重心を移動し,10秒間立位保持させた際の安定的限界閾値(Index of Postural Stability:IPS)を求めた.健常成人の傾斜条件では,重心動揺面積は増大したが,IPSが変化しなかったことが示唆された.
The effect of short-term health promotion intervention on motor function in community-dwelling older adults.
Kutsuna T, Hiyama Y, Kusaka S, Kusumoto Y, Tsuchiya J, Umeda M, Takahashi T.
Aging Clinical and Experimental Research      2018年7月   [査読有り]
Recognition of roles of various professionals by home-visiting specialists(在宅訪問専門における各職種の役割の認識の違い)
Yasuaki Kusumoto, Hiroko Makita,Kuniyoshi Nagai,Tomoe Yamane
The Journal of Physical Therapy Science   30(6) 800-803   2018年6月   [査読有り]
本研究の目的は、訪問専門職における各職種の役割の認識を明らかにすることとした。看護職400名、リハビリ職400名、栄養士122名にアンケートを送付した。看護職やリハビリ職の栄養士に対する役割認識が低かった。在宅ケアに関わる全ての職種は、自己の職域だけでなく疾患特有の症状の理解や身体アセスメントの能力が必要になる可能性が示唆された。
在宅ケアにおける専門職の観察の視点ー訪問看護師,訪問リハビリ職,訪問介護職,訪問栄養士の職種の違いからー
蒔田寛子,楠本泰士, 永井邦芳,山根友絵
豊橋創造大学紀要   22 19-34   2018年4月   [査読有り]
在宅ケアにおける職種の専門性による観察の視点と共通する観察の視点を明らかにすることを目的とした。訪問看護師,訪問リハビリ職,訪問介護職,訪問栄養士を対象に面接調査し,得られたデータを質的記述的に解析した。在宅ケアでの多様な経験を基に「いつもと違う感じ」に注目し観察しており、直観的な判断が共通する観察の視点と考えた。
Thigh and calf circumference for the sarcopenia screening in community-dwelling elderly women(大腿および下腿周径は地域在住高齢者のサルコペニアスクリーニングツールになる)
KUSAKA S, TAKAHASHI T , HIYAMA Y, KUSUMOTO Y, TSUCHIYA J, NISHIGUCHI S, UMEDA M
Journal of Clinical Gerontology and Geriatrics   8(4) 103-107   2018年1月   [査読有り]
大腿および下腿周径は地域在住高齢者のサルコペニアスクリーニングツールになるかを調査した。対象は116名の健常高齢者とした。サルコペニア群と非サルコペニア群とで比較をした。大腿周径のサルコペニア群のカットオフ値は37.3cmだった。地域在住高齢者のサルコペニアのスクリーニンに有用である可能性が示唆された。
脳性麻痺痙直型両麻痺患者のPhysical Cost Index に影響を与える因子の検討
高木健志,楠本泰士,津久井洋平
理学療法ジャーナル   51(12) 1132-1136   2017年12月   [査読有り]
脳性麻痺両麻痺患者の歩行時のエネルギー効率に影響を及ぼす因子を調査し、エネルギー効率の評価方法であるPhysical Cost Index(以下:PCI)に影響を与える因子を検討した。脳性麻痺患者は膝関節伸展筋力が大きいほど,身体活動量が多いほど歩行時のエネルギー効率が良好であることが明らかとなった.
脳性麻痺児に対する上肢選択的筋解離術前後でのADL能力変化と上肢操作能力の関係
高木健志, 楠本泰士
日本保健科学学会誌   20(3) 112-117   2017年12月   [査読有り]
本研究は、上肢選択的筋解離術前の上肢機能と術後のADL能力変化の関係を明らかにすることを目的に、アンケート調査を行った。アンケートの対象は153名とし、28名から有効な返答を得た。術前上肢機能とADL能力の改善の有無の間に有意な関連性は認められなかった。質的分析の結果、MACSレベルごとに改善に関する回答は異なる傾向があった。
異なる骨盤肢位での端座位側方リーチ距離に座面圧中心移動距離が及ぼす影響と体幹機能との関連性
松田雅弘, 万治淳史, 栗原靖, 田上未来, 楠本泰士, 新田收
理学療法科学   51(12) 1132-1136   2017年12月   [査読有り]
骨盤の肢位の違いが側方リーチに及ぼす体幹機能との関連と、座面圧中心の変化との関連性を調査した。骨盤後傾位では自然位よりも側方リーチ距離は有意に短かった。骨盤前傾位で対側の体幹側屈筋力と有意な相関がみられ、骨盤後傾位で矢状面の座面圧中心の移動距離が有意に低下した。
Large calf circumference indicates non-sarcopenia despite body mass(大きな下腿周径は体格に関わらない非サルコペニアの指標になる)
KUSAKA S, TAKAHASHI T , HIYAMA Y, KUSUMOTO Y, TSUCHIYA J, NISHIGUCHI S, UMEDA M
Journal of Physical Therapy Science   29(11) 1925-1928   2017年12月   [査読有り]
大きな下腿周径は体格に関わらない非サルコペニアの指標になるかどうかを調査した。対象は地域在住の高齢者116名とした。サルコペニアのカットオフとして下腿周径は32.8cmだった。非サルコペニアの指標として、下腿周径が有用である可能性が示唆された。
Difference between tablet methods and paper questionnaire methods of conducting a survey with community-dwelling elderly(地域在住高齢者におけるタブレット端末での調査法と質問紙調査法の差異)
Yasuaki Kusumoto, Yoshihiro Kita, Satomi Kusaka,Yoshinori Hiyama,Junko Tsuchiya,Toshiki Kutsuna,Hiroyuki Kameda,Saori Aida, Masaru Umeda, Tetsuya Takahashi
Journal of Physical Therapy Science   29(12) 2100-2102   2017年12月   [査読有り]
臨床で使用されている質問紙のタブレットアプリを開発し、高齢者におけるタブレット端末利用型調査法と質問紙調査法との違いを検証した。タブレットで回答した群の方が有意に質問回数が多く、データ入力時間が三分の一と短く、画面の見易さや入力の手間など否定的な意見はなかった。
The relationship between the physical cost index and knee extensor strength in children with hemiplegic cerebral palsy.(脳性麻痺片麻痺児における physical cost indexと膝伸展筋力の関係)
Takaki K, Kusumoto Y
Journal of Physical Therapy Science   29(10) 1784-1787   2017年10月   [査読有り]
脳性麻痺片麻痺児における physical cost indexと膝伸展筋力の関係を調査した。対象は脳性麻痺児10名とし、6分間歩行テストにてPCIを測定した。PCIと膝伸展筋力の間に負の相関を認めた。下肢筋力が高いほど脳性麻痺児の運動耐容能は高いことが示唆された。
生理検査学実習におけるルーブリックを用いたレポート評価の試み
花尾麻美,榎本みのり,市川由理,楠本泰士,細萱茂実
臨床検査学教育   9(2) 182-187   2017年9月   [査読有り]
教員によるレポート評価の統一化と学生のレポート作成能力の向上を目的としてルーブリックを導入した。結果、評価にばらつきが少なくなり、学生レポートの点数で体裁の項目が上昇していた。学生を対象としたルーブリックに関するアンケートでは見直す機会が増えた、できていない箇所が分かりやすかったとの意見が多かった。
A newly developed floor chair placed on an office chair reduces lumbar muscle fatigue by cyclically changing its lumbar supporting shape(腰部サポートの周期的な変化によって腰部筋疲労を減弱するオフィス椅子の開発)
Tadamitsu Matsuda, Takayuki Koyama,Yasushi Kurihara, Miki Tagami, Yasuaki Kusumoto, Osamu Nitta,
The Journal of Physical Therapy Science   29(9) 1649-1652   2017年9月
腰部サポートの周期的な変化によって腰部筋疲労を減弱するオフィス椅子の開発を行った。14名の健常者を対象に測定を行い、着座1時間前後での変化を記録した。重心移動の頻度はサポートがない群で有意に低下し、筋の硬さは増加した。腰部サポートの周期的な変化が有効であることが示唆された。
幼児版運動イメージ評価尺度の開発‐信頼性・妥当性の検討‐
松田雅弘,新田收,古谷槙子,池田由美 ,楠本泰士
理学療法学   44(3) 213-218   2017年6月   [査読有り]
幼児を対象とした運動イメージ評価尺度の開発を行い,信頼性・妥当性を定型発達児で検討した.運動イメージ評価指標と年齢との相関はr=0.78と強い関連性を示した. Cronbach’sのα係数は0.82であり,高い内的整合性を示した.今回の運動イメージの評価の妥当性と信頼性が確認でき,今後発達障害児の評価指標になりえると示唆された.
端坐位体幹回旋運動角度に対する骨盤肢位と上肢肢位の影響
松田雅弘,田上未来,楠本泰士,滝田結奈,新田收
理学療法科学   32(2) 255-259   2017年6月   [査読有り]
骨盤傾斜角度の違いと上肢の位置の違いによる自動体幹回旋運動について検討した.被験者は健常大学生20名とした.骨盤傾斜の違いで自動体幹回旋角度に有意差があった.修正座位で上肢肢位に関わらず有意に回旋角度が増大した.骨盤傾斜により体幹の回旋角度が変化し,上肢肢位によっても回旋角度に影響を及ぼすことが示唆された.
青年期軽度発達障害児における協調運動の特徴
楠本泰士,新田收,松田雅弘,高木健志
日本保健科学学会誌   20(1) 24-28   2017年6月   [査読有り]
青年期軽度発達障害児における協調運動の特徴を調査した。対象は軽度発達障害児(以下、発達障害児)25名、健常児(対照児)25名とした。下手投げ、上手投げの投球フォームに差はなく、投球動作の上肢・体幹、下肢の動きで発達障害児が有意に低かった。捕球動作はバウンドの有無に関わらず体幹や下肢の動きの採点項目で発達障害児が有意に高かった。
痙性麻痺股関節脱臼に対する選択的筋解離術, 観血的整復術, 大腿骨減捻内反短縮骨切り術の中期成績
松尾篤, 松尾隆, 津久井洋平, 相川淳, 岩瀬大, 藤巻寿子, 楠本泰士
日本脳性麻痺の外科研究会誌   27 39-40   2017年5月   [査読有り]
痙性麻痺股関節脱臼に対する選択的筋解離術, 観血的整復術, 大腿骨減捻内反短縮骨切り術の中期成績を調査した。複合的に手術した者は術後成績が良好なものが多かった。
Effects of Health Status and Interpersonal Relationships in the Community on Quality of Life of Elderly Adults: Status Quo and Issues(高齢者のQOLに及ぼす健康状態と地域社会における人間関係の影響 現状と課題)
H.Makita, Y.Kusumoto
Bulletin of Toyohashi Sozo University   21(1) 81-89   2017年4月   [査読有り]
地方都市在住の高齢者151名(女113名)を対象として、人口統計特性、健康状態、生活様式に関するアンケートと運動機能検査を行った。PCS-8スコアは前年と比較した主観的健康感、ロコモスコア、健康の自己評価と相関していた。MCS-8スコアは健康の自己評価、前年と比較した主観的健康感と相関していた。女性は自然に社会参加し、社会的に孤立することが少ないと考えられた。
緊急避難用の介助紐の開発について
松田雅弘,田上未来,窪谷珠江,新田收,楠本泰士
植草学園大学研究紀要   9 135-143   2017年3月   [査読有り]
重度心身障害児者施設,介護老人保健施設の利用者の協力のもと,緊急避難用の介助紐を開発した.使用時の筋電計測や使用感を調査した.通常の横抱きよりも上肢筋の活動が低下し,背部筋の活動が向上した.また,開発した介助紐を利用することで,介助の負担を感じにくく被介助者を持ち上げることが可能であった.
Reliability and validity of the Japanese version of the Selective Control Assessment of the Lower Extremity tool among patients with spastic cerebral palsy(痙直型脳性麻痺患者における日本語版Selective Control Assessment of the Lower Extremity (SCALE) の信頼性と妥当性の検討)
Yasuaki Kusumoto, Mami Hanao, Kenji Takaki,Tadamitsu Matsuda,Osamu Nitta
The Journal of Physical Therapy Science   28(12) 3316-3319   2016年12月   [査読有り]
痙直型脳性麻痺患者に対する下肢随意性検査SCALEの信頼性と妥当性を検証した。完成した日本語版 SCALEを用いて検者内信頼性と検者間信頼性を測定した。両下肢全体の得点は ICC1.1が 0.93,ICC2.1は 0.92 だった。妥当性の検証では,Spearmanの相関係数は-0.93だった。級内相関係数は高い値が得られ,概ね良好な結果が得られたことから,SCALEの臨床での 使用が可能と考えられる。
多職種間連携を目指した学生レポート評価におけるルーブリック使用の取り組み
楠本泰士,菅原仁,飛山義憲,河方けい,小松泰喜,高橋哲也
保健医療福祉連携   9(2) 166-172   2016年10月   [査読有り]
学生レポートでのルーブリック評価の有効性を調査した。ルーブリックは12の小項目で構成し、60点満点とした。教員の採点と学生の自己採点をそれぞれ行った。合計点と10の小項目で交互作用が確認された。教員の採点では9つの小項目が後半課題で有意に改善した。ルーブリック使用時には、事前に課題内容の理解を促す必要があることが示唆された。
千葉県内の子どもロコモティブシンドロームの現状把握と予防意識の調査
松田雅弘,新田收,田上未来,楠本泰士
調査研究ジャーナル   5(2) 111-119   2016年10月   [査読有り]
千葉県内在住の小学生とその親に対して,健康や身体状態の把握と,運動器疾患予防の意識についてアンケート調査し,回収できた358名を分析対象とした.疼痛は睡眠に関する項目で関連がみられ,からだ挙げや外遊びの環境に有意差があった.子どもの転倒は運動項目と関連があり,総合的に子どもの機能・状況の把握が重要だと考えられる.
脳性麻痺痙直型患者の尖足変形に対する足関節筋解離術と下肢随意性の関係
高木健志,楠本泰士
日本保健科学学会誌   19(2) 81-85   2016年9月   [査読有り]
脳性麻痺痙直型患者の尖足変形に対する足関節筋解離術前後でのSCALE、MAS、足関節背屈可動域の変化と変化量の相関性について検討した。SCALE・MAS・足関節背屈可動域は有意な改善が見られ、SCALEとMASの変化量の間には有意な強い負の相関が認められた。足関節筋解離術と術後理学療法により、SCALE・MAS・足関節背屈可動域に改善が見られることが明らかとなった。
マイクロビーズ製クッション上での臥位が脳卒中後片麻痺患者に及ぼす即時効果
松田雅弘,楠本泰士,酒井弘美,伊藤公一,田上未来,阿部紀之,関亮祐,本藤伸男,山﨑友豊,赤池優也,二瓶篤史,新田收
理学療法科学   31(4) 495-499   2016年8月   [査読有り]
通常のベッド上臥位とマイクロビーズ製クッションの臥位が,関節可動域と筋緊張に及ぼす影響を調査した.対象は回復期脳卒中後片麻痺患者9名(52~84歳)とした.介入前後で,クッション条件で麻痺側肘屈曲,頸部左回旋角度に有意差があった.筋緊張,筋硬度も軽減している症例が多かった.
脳性麻痺片麻痺患者に対する上肢整形外科的選択的痙性コントロール術後の機能変化と満足度の関係―アンケート調査による検討―
高木健志,松尾篤,楠本泰士,西野展正,松尾沙弥香,若林千聖,津久井洋平,干野遥,松尾隆
脳性麻痺の外科研究会誌   26 67-71   2016年7月   [査読有り]
脳性麻痺片麻痺患者の上肢に対する整形外科的選択的痙性コントロール術後の満足度に影響を与える因子を調査した.脳性麻痺片麻痺患者27名にアンケートを送付し,返信を頂いた9名を対象とした.満足度と余暇活動およびADLの間に有意な相関が得られた.術後早期からの余暇活動やADL練習を行うことが満足度向上につながることが示唆された.
脳性麻痺尖足変形に対する下腿三頭筋延長術後の踵足変形
松尾篤,松尾隆,高木健志,相川淳,岩瀬大,藤巻寿子,楠本泰士
脳性麻痺の外科研究会誌   26 91-95   2016年7月   [査読有り]
脳性麻痺尖足変形に対しアキレス腱延長術、Vulpius手術を行い、底屈力回復を目的に追加の足部背屈筋腱延長術を行った症例の術前の特徴、経過を調査検討した。追加手術を行った症例は、16例25足、初回手術時年齢は平均6.0歳、追加手術時年齢は平均11.3歳であった。対象症例の術前の特徴としては、初回手術が成長期前、四肢麻痺、低GMFCSレベルであった。
Yasuaki Kusumoto, Osamu Nitta, Kenji Takaki
Research in Developmental Disabilities   57 85-91   2016年7月   [査読有り]
痙直型脳性麻痺児における速度の異なる低負荷STSが歩行時エネルギー効率に及ぼす影響を検証した。14名をゆっくりな速度の立ち座り群と任意の速度の立ち座り群に割り付け、3~4回/週,6週間実施した。ゆっくりとした速度の低負荷STSは,動作時筋力や下肢協調性を改善させ,歩行時のエネルギー効率を改善させる可能性が示唆された。
Relation of selective voluntary motor control of the lower extremity and extensor strength of the knee joint in children with spastic diplegia(痙直型脳性麻痺両麻痺児における下肢随意性と膝伸展筋力の関係)
Yasuaki Kusumoto,Kenji Takaki,Osamu Nitta, Tadamitsu Matsuda
The Journal of Physical Therapy Science   28(6) 1868-1871   2016年6月   [査読有り]
両麻痺児における下肢随意性と膝伸展筋力との関係を明らかにすることを目的とした。SCALEの平均値は健側、患側の順に5.5、4.1と差があり、膝伸展筋力は差がなかった。相関係数は健側が0.64、患側が0.51だった。SCALEと膝伸展筋力との間に高い相関が得られたことより、下肢の随意性と膝伸展筋力は関連していることが明らかとなった。
脳性麻痺児における粗大運動機能別の股関節筋解離術前後5年間の股関節脱臼の変化
楠本泰士,高木健志,津久井洋平,新田收,松田雅弘,松尾篤
理学療法学   43(4) 293-299   2016年5月   [査読有り]
粗大運動機能別の股関節筋解離術前後5年間の股関節脱臼の変化を調査した.対象はGMFCSレベルⅢ~Ⅴの脳性麻痺児33名とした.全ての項目で術後主効果を認め,Sharp角と臼蓋外側縁傾斜角では交互作用が確認された. GMFCSレベルⅢ・Ⅳでは,大腿骨頭の側方化は変化しないが骨盤の被覆が改善することで,股関節脱臼が改善したことが示唆された.
成人脳性麻痺アテトーゼ型患者における疼痛の質とTENSの効果の関係
高木健志,新田收,楠本泰士,西野展正,松尾沙弥香,若林千聖,津久井洋平,干野遥
理学療法学   43(4) 300-304   2016年5月   [査読有り]
疼痛の質とTENSの効果の関係を調査した。TENSと通電せず電極のみを貼付する偽TENSを受け、疼痛の変化をSF-MPQ-2を用い評価した。TENSの効果は、間欠的な痛みのみで、他の項目は介入前後で変化がないか、偽TENSの効果と変わらなかった。アテトーゼ型患者の腰痛に対しTENSを行うと、SF-MPQ-2の間欠的な痛みに効果が得られる。
Yasuaki Kusumoto,Osamu Nitta, Atsushi Matsuo, Kenji Takaki, Tadamitsu Matsuda
PLOS ONE   11(5)    2016年5月   [査読有り]
脳性麻痺児者に行われる整形外科手術後の満足度に関連する要因を明らかにするために745名を対象にアンケート調査を行った。有効回答は414名(55.6%)だった。手術部位では下肢、上肢、頸部・体幹の順に満足度が高かった。年齢・術後リハビリ頻度満足度が満足度を予測する因子として抽出されその寄与率は69%だった。
脳性麻痺痙直型四肢麻痺患者の脊柱側弯に対する背部選択的筋解離術の術後成績ー術前Cobb角と改善率の関係ー
高木健志,新田收,楠本泰士,西野展正,松尾沙弥香,若林千聖,津久井洋平,干野遥
理学療法 東京   4 50-54   2016年3月   [査読有り]
広背筋・最長筋・腸肋筋の選択的筋解離術後のCobb角の変化を比較し、術後成績および術前Cobb角と改善率の関係を検討した。術前と6ヵ月時、1ヵ月時と6ヵ月時の間でCobb角に有意な差を認め、術後1ヵ月時・6ヵ月時の改善率とも、術前Cobb角と強い負の相関を示した。Cobb角の改善には術後1ヵ月以上の期間が必要であることが明らかとなった。
整形外科手術を行った脳性麻痺患者の初回手術時期の適否を判断した要因
楠本泰士,蒔田寛子,古川順光,松田雅弘,新田收
日本保健科学学会誌   18(4) 179-186   2016年3月   [査読有り]
脳性麻痺患者の初回手術時期の適否を判断した要因を調査した. 176名を対象とし、手術時期を適切と判断した群とよくわからないと判断した群とで現在の満足度に差があった.カテゴリーは「術後の機能回復状態」「社会全体の専門的な情報」「社会への参加状況との両立」「環境因子の影響」「障害の程度による個別性」が抽出された.
30度側臥位での姿勢保持クッション素材の違いが接地部位の湿潤環境に及ぼす影響
楠本泰士,新田收,松田雅弘,高木健志,河方けい
専門リハビリテーション   15 10-14   2016年3月   [査読有り]
30度側臥位での姿勢保持クッションの素材の違いが接地部位の湿潤環境に及ぼす影響を調査した。三角クッションと網状クッションによる30度右側臥位を2時間実施し、肩甲骨や仙骨部の温度と湿度を合計4回計測した。三角クッションでは、肩甲骨と仙骨の温度、湿度が時間経過で上昇し、網状クッションでは、時間経過による上昇は認められなかった。
Ankle positions and exercise intervals effect on the blood flow velocity in the common femoral vein during ankle pumping exercises(下腿パンピング運動中の総大腿静脈血流速度に及ぼす足部の位置と運動間隔の影響)
Toya Kaori, Sasano Ken, Takasoh Tomomi, Nishimoto Teppei, Fujimoto Yuta,Kusumoto Yasuaki,Yoshimatsu Tatsuki, Kusaka Satomi, Takahashi Tetsuya
The Journal of Physical Therapy Science   2(28) 685-688   2016年2月   [査読有り]
下腿パンピング運動の効果が、姿勢や運動ペースによる変化を検証した。上半身を起こして、4秒間隔で運動すると、ふくらはぎの血流速度が最も上昇したことから、下腿パンピング運動を行う際には姿勢と運動間隔も考慮すべきことが示された。
歩行可能な脳性麻痺痙直型両麻痺患者における尖足の有無と踵補高の高さが立位重心動揺に及ぼす影響
楠本泰士,新田收,松田雅弘,高木健志
日本保健科学学会誌   18(1) 16-23   2015年6月   [査読有り]
脳性麻痺痙直型両麻痺患者における尖足の有無と踵補高の高さが立位重心動揺に及ぼす影響を調査した。総軌跡長にて尖足の有無と補高の高さに主効果を認め、交互作用が確認された。非尖足群で有意に補高なしの値が小さかった。Y方向動揺中心変位では尖足の有無に主効果を認め、交互作用は確認されず、尖足群にて有意に補高なしの値が小さかった。
歩行可能な脳性麻痺患者における選択的股関節筋解離術後の股関節内外転筋力の変化ー小児と成人における術後筋力変化の違いー
楠本泰士,高木健志,新田收,松田雅弘,西野展正,松尾沙弥香,若林千聖,津久井洋平,干野遥
理学療法ジャーナル   49(5) 474-479   2015年5月   [査読有り]
小児と成人の脳性麻痺患者における股関節筋解離術の術前・術後4週・術後8週の股関節内外転筋力を比較した.内転筋力は術後経過に主効果を認め,小児群では全期間で有意差はなかった.成人群では術前と比べ術後4週で低下し,術後8週で術前と同等の値に回復した.
脳性麻痺痙直型片麻痺患者における踵補高の高さが立位重心動揺に及ぼす影響
楠本泰士,新田收,松田雅弘,高木健志,河方けい
専門リハビリテーション   14 12-16   2015年3月   [査読有り]
麻痺側下肢への踵補高が立位重心動揺に及ぼす影響を検証した。対象は脳性麻痺片麻痺患者でGMFCSにてレベルIの8名とした。裸足と比べて7mm・15mm補高にて、総軌跡長と単位軌跡長が有意に上昇した。踵補高によって足関節の自由度を得ることで、各関節の固定を減らした状態での姿勢制御を行ったと考えられる。
脳性麻痺痙直型両麻痺患者における両股関節筋解離術後の歩行時動的尖足変化に関与する因子の検討
楠本泰士,新田收,松田雅弘,西野展正,松尾沙弥香,高木健志,若林千聖,津久井洋平,干野遥
理学療法学   42(1) 35-41   2015年2月   [査読有り]
脳性麻痺患者における股関節筋解離術後の動的尖足の重症度変化に影響を及ぼす術前の因子を明らかにすることを目的とした.術後8週の歩行時動的尖足度から軽減群9肢・非軽減群8肢に分類した.軽減群が非軽減群と比べ有意に膝窩角が小さく, DKFとDKEとの差の値が大きかった.
脳性麻痺痙直型両麻痺患者における尖足の有無による立位重心動揺の特徴
楠本泰士,新田收,松田雅弘
日本保健科学学会誌   17(3) 144-150   2014年12月   [査読有り]
脳性麻痺痙直型両麻痺患者における尖足の有無による立位重心動揺の特徴を明らかにすることを目的とした。対象は脳性麻痺痙直型両麻痺患者19名とし、非尖足群(8名)、尖足群(11名)に分類した。非尖足群では足関節と股関節を協調させて姿勢制御を行ったため、尖足群より各重心動揺の値が大きくなったと思われる。
整形外科手術の手術時期を判断した要因と環境因子との関係~脳性麻痺患者の保護者の場合~
楠本泰士,牧田光代,新田收,古川順光,松田雅弘
保健医療福祉連携   7(2) 118-125   2014年9月   [査読有り]
脳性麻痺の保護者の手術時期の判断要因を明らかにするために、整形外科手術を受けた保護者による回答182名分を対象とした。カテゴリーは「術後の機能回復への期待」「親としての判断の難しさ」「環境因子による制限」「社会参加と治療との両立」「不安」の5つに分けられた。手術時期の適否の判断には術後機能変化の満足度が影響した。
膝関節屈曲拘縮を呈した脳性麻痺児における膝関節授動術後に長下肢装具を用いた理学療法介入の治療成績
楠本泰士,新田收,松田雅弘,西野展正,松尾沙弥香,高木健志,若林千聖
専門リハビリテーション   13 22-26   2014年3月   [査読有り]
脳性麻痺における膝授動術後のKAFOを用いた理学療法の効果を検討した。GMFCSレベルIII・IVの脳性麻痺児8名16肢を対象とした。術後6ヵ月でGMFCSレベルは3名が改善し、立位膝屈曲角・SLR・PoA・膝伸展角が有意に改善した。膝授動術後のKAFO装着により神経障害を起こさずに運動レベルの維持・向上が可能であった。
歩行可能な脳性麻痺児における選択的股関節筋解離術後4週の股関節内外転トルクの変化
楠本泰士、新田收、松田雅弘、西野展正、松尾沙弥香、高木健志、若林千聖、津久井洋平、干野遥
理学療法 東京   1(1) 59-63   2013年10月   [査読有り]
脳性麻痺児への筋解離術の術後4週の股関節内外転トルクを比較した。大内転筋顆部腱・大腿薄筋を侵襲した歩行可能な脳性麻痺児12名24肢を対象とした。股内転・外転の運動方向に有意差があり運動方向と術前後の間に交互作用が確認された。股内転・外転トルクは術後4週で異なる術後経過をたどった。
3次元測定を用いた股関節力の測定 定量評価の試み
岩瀬大, 相川淳, 東山礼治, 松尾篤, 北野牧子, 橋本裕美子, 熨斗繁雄, 菅野徹夫, 高相晶士, 楠本泰士,松尾隆
日本脳性麻痺の外科研究会誌   23 125-130   2013年7月   [査読有り]
3次元測定を用い脳性麻痺者および非麻痺者の股関節力の算出を試みた。股関節前進移動距離および3次元加速度/point数/距離で有意差を認めた。脳性麻痺者の筋力は弱いと考えられているが、歩行に際し非麻痺者と同等の力を使っている可能性が示唆された。
歩行可能な脳性麻痺児における大腿直筋および内側ハムストリングス延長術後4週の関節トルク変化
楠本泰士・新田收・松田雅弘
日本保健科学学会誌   16(1) 38-42   2013年6月   [査読有り]
対象は大腿直筋・内側ハムストリングスを必ず侵襲した8名14肢とした。術後4週にて膝伸展トルクは上昇し、膝屈曲トルクは低下し運動方向と術前後の間に交互性が確認された。術後早期の理学療法では膝屈伸の筋バランスを考慮した筋力強化が運動機能の改善に関与する可能性が示唆された。
三次元測定による人の移動能力および股関節に働く総筋力の定量評価
岩瀬大, 相川淳, 南谷淳, 高相晶士, 占部憲, 菅野徹夫, 松尾篤, 熨斗繁雄, 楠本泰士,松尾隆
日本脳性麻痺の外科研究会誌   22 29-30   2012年6月   [査読有り]
歩行可能な非麻痺者10名および脳性麻痺10名を対象に、三次元歩行分析を用いて立脚相の計測を行った。非麻痺者の移動距離は三次元方向で平均494.7mm、脳性麻痺者では平均335.3mmであり、低値を示していた。立脚相での股関節移動距離は移動能力評価として複雑でなく、客観性があり有用と考えられた。
アキレス腱延長術を施行した脳性麻痺の一症例
楠本泰士、来間弘展
徒手理学療法   第12巻(第1号 2012) 21-26   2012年5月   [査読有り]
足関節筋解離術に併用してアキレス腱延長術を施行した脳性麻痺の一症例の理学療法について検討した。術後8 ヵ月に術部とは異なる距舟関節に疼痛が出現した。関節モビライゼーションや筋力トレーニング,足底板を施行し良好な結果が得られた。脳性麻痺に対する術後理学療法は,アライメント変化を考慮した継続的かつ包括的なアプローチが重要である。
脳性麻痺児・者に対するアキレス腱延長術後における疼痛部位とリハビリテーションの検討
楠本泰士, 松尾隆, 管野徹夫, 松尾篤, 西野展正, 松尾沙弥香, 高木健志, 角佳代子
脳性麻痺の外科研究会誌 2011   第21巻 125-129   2011年7月   [査読有り]
アキレス腱延長を施行した患者の治療方略について検討した。疼痛期間が2週未満の群と2週以上続いた群に分類した。消失群が持続群と比べ有意に低年齢だった。術後リハは膝伸筋力の強化、シャーレ固定になってからは踵骨への荷重機会や各種足部関節の可動性改善を図ることの重要性が示唆された。
当院における整形外科手術前後の身体変化に対する満足度調査
古谷槙子、西野展正、松尾沙弥香、楠本泰士
理学療法 進歩と展望   24 43-48   2011年3月   [査読有り]
手術に対する満足度に影響する要因を明らかにする目的で、2008年9月~2009年8月に整形外科手術を受けた95名にアンケートを行った。身体変化に対する満足度は、たいへん満足と答えた人が13%、満足が53%、どちらともいえないが30%、不満が1%、たいへん不満は0%であった。満足度に最も影響していた要因は「ADLの改善」(主に歩行)であった。

Misc

 
「歩行可能な脳性麻痺児における大腿直筋およびハムストリングス延長術後の膝関節トルク変化」(修士論文)
新田收、楠本泰士 他
   2012年3月
対象は大腿直筋・内側ハムストリングスを必ず侵襲した8名14肢とした。術後4週にて膝伸展トルクは上昇し、膝屈曲トルクは低下し運動方向と術前後の間に交互性が確認された。術後早期の理学療法では膝屈伸の筋バランスを考慮した筋力強化が運動機能の改善に関与する可能性が示唆された。

書籍等出版物

 
子どもの発達から考える運動指導法ー体力と運動能力を伸ばすプログラムー
新田収、松田雅弘、楠本泰士 (担当:共著)
ナップ   2018年5月   
子どもの運動に関して,「運動に必要な要素」「運動の問題点」「運動機能のチェックポイント」「運動指導法」に分けて説明した。子どもの運動指導プログラム立案を前提に,運動の要素と問題点を解説し,これを踏まえた評価方法,運動チェックの方法を示し,最後に具体的な指導方法を,運動要素と関連付けて詳細に示した。

講演・口頭発表等

 
機能改善手術により歩行可能となり長期間歩行機能を維持している脳性麻痺の1症例
第44回日本理学療法学術大会(千代田区)   2009年5月29日   
26年前に手術を受け歩行可能となり、長期間歩行機能を維持しているCP者に理学療法を実施し、歩行機能の改善がみられた。活動機会の減少に加え加齢による筋力低下により、廃用性筋力低下がより進行していたと考えられる。半年にわたるリハで活動性を確保したことや歩行手段の再検討が歩行距離の延長につながった。
脳性麻痺児・者に対するアキレス腱延長術における術後疼痛とギプス固定期間の検討
西野展正・松尾沙弥香・楠本泰士
第45回日本理学療法学術大会(美濃加茂市)   2010年5月28日   
アキレス腱延長を施行した患者の術後疼痛とギプス固定期間について検討した。ギプス固定期間から3群に分類した。3群間で疼痛期間に差はなかった。術後のリハビリは術前の状態から各種疼痛部位を予測し荷重練習を実施し、装具作成時に足部アライメントや個々の活動性を考慮すべきである。
選択的筋解離術について(総論)
楠本泰士
平成22年度第2回神奈川県小児ボバース研究会   2010年6月   
上肢下肢の筋解離術とその効果について
頭部外傷後歩行不能となり、選択的痙性コントロール術により歩行可能となった1症例
第29回関東甲信越理学療法学術大会(つくば市)   2010年9月18日   
7年前に脳挫傷のため歩行不能となった症例に対し、両足関節選択的痙性コントロール術、左全足関節固定術を施行し、歩行可能となった。頭部外傷・脳卒中後遺症例における手術の課題は、手術の適応時期である。
脳性麻痺を主対象とした選択的痙性コントロール術後の満足度アンケート調査
第20回日本保健科学学会学術集会(荒川区)   2010年10月9日   
脳性麻痺児の整形外科手術後満足度に関連する要因を明らかにする目的でアンケート調査を行った。440名より回答を得た。手術部位では下肢、上肢、頸部・体幹の順に満足度が高かった。術後満足度には年齢や術部位が大きく関係すると考えられた。

Works

 
小児・発達期の包括的アプローチPT・OTのための実践的リハビリテーション
楠本泰士、松尾篤   その他   2013年12月
総論:痙性の整形外科的な治療(127-141頁)
脳性麻痺リハビリテーションガイドライン第2版
松尾篤、楠本泰士   その他   2014年1月
各論:脳性麻痺の頚椎症、頸髄症の治療法として何が推奨されるか?(239-241頁)
発達障害児の整形外科手術後の理学療法と生活指導
楠本泰士   その他   2014年2月
同様の運動レベルの患者でも痙性や関節可動域制限の程度が異なるため,同部位で同じ筋を侵襲していても筋の延長量が症例ごとに異なる.しかし,手術の目的を整理し理解することで,手術の効果や限界を知ることができる.手術の目的を概説し,脳性麻痺患者に多く行われている股関節筋解離術と頸部筋解離術,それらの術後理学療法について紹介する.
超音波エコーを用いた内部機能の理解と理学療法への応用
高橋哲也,日下さと美,楠本泰士,河方けい   その他   2015年11月
超音波エコーを用いた内部機能の評価と理学療法への応用について概説し、今後、理学療法士が超音波エコーを用いて患者をみていくことの可能性について概説した。
上肢の理学療法
楠本泰士   その他   2016年6月
脳卒中片麻痺④手指・手関節拘縮(142-152頁)

競争的資金等の研究課題

 
脳性麻痺を中心とした選択的痙性コントロール術に関するアンケート調査
日本理学療法士協会: 
研究期間: 2010年7月 - 2011年3月
痙直型脳性麻痺児におけるトレーニング種目別効果と下肢随意性との関係
日本学術振興会: 若手B
研究期間: 2014年4月 - 2016年3月
多職種の観察の視点を活かした支援者連携モデルの構築
豊橋創造大学: 多職種の観察の視点を活かした支援者連携モデルの構築
研究期間: 2015年4月 - 2019年3月    代表者: 蒔田寛子
脳性麻痺患者における Box and Block Test の信頼性と妥当性
フランスベッド・メディカルホームケア研究・助成財団: 
研究期間: 2015年5月 - 2016年3月
発達障害児における運動発達の特徴に焦点を当てた機能把握と発達促進プログロムの開発
科学研究費助成事業: 基盤研究(C)
研究期間: 2016年4月 - 2019年3月    代表者: 新田收

社会貢献活動

 
東京都理学療法協会 小児福祉部 在籍
【】  2013年12月 - 現在
東京都理学療法士協会 理学療法東京 査読委員
【その他】  東京都理学療法士協会  2016年1月 - 現在
日本理学療法士学会 日本支援工学理学療法学会 研究協力者
【調査担当】  日本理学療法士学会 日本支援工学理学療法学会  義肢・装具・福祉用具の卒前卒後教育調査  2016年9月 - 現在