MISC

2019年3月

物体領域の内部および輪郭のブラー効果による奥行き知覚の変化 (映像表現&コンピュータグラフィックス)

映像情報メディア学会技術報告 = ITE technical report
  • 亀井 亮汰
  • ,
  • スリーピァン ピーラヤー
  • ,
  • 井尻 敬

43
9
開始ページ
239
終了ページ
242
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11371/wiieej.18.04.0_235
出版者・発行元
映像情報メディア学会

2 次元画像中の物体の奥行きを知覚する要因は,遠近法,色,コントラスト,ブラー効果など様々で
ある.本研究では,2 次元画像内の物体領域に対するブラー効果に着目し,画像内の物体の内部領域および輪郭領
域にブラー効果を付与した場合に起きる奥行き知覚の変化について調査する.具体的には,似た物体(石)が 2 つ
並んだ写真に対し,その内部・輪郭に様々な条件でブラー効果を付与した刺激画像を用意し,これを用いて奥行き
知覚実験を行う.その結果,鮮明な領域ほどブラー効果を付与した際の奥行き知覚の変化が大きいこと,鮮明な領
域にブラー効果を付与するとその物体をより奥に知覚する傾向があること,内部領域へのブラー効果の方が輪郭領
域へのブラー効果よりも奥行き知覚に対する影響が強いことを確認した.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11371/wiieej.18.04.0_235
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN1059086X
CiNii Research
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390295603316234624?lang=ja
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/029623435
ID情報
  • DOI : 10.11371/wiieej.18.04.0_235
  • ISSN : 1342-6893
  • CiNii Articles ID : 40021861996
  • CiNii Books ID : AN1059086X
  • CiNii Research ID : 1390295603316234624

エクスポート
BibTeX RIS