2014年4月 - 2017年3月
ST2タンパク質(分泌型IL-33受容体)によるLPSシグナル阻害機構の解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
IL-33の受容体 (ST2L) の細胞外部分に相当する分泌型タンパク質のST2のLPS作用の阻害機構を検討した。ST2はLPSのLPS受容体への結合を阻害しなかった。LPS受容体複合体を構成するTLR4,CD14, MD2の各個とはST2は結合せず、受容体複合体の高次構造が結合に必要なことが示唆された。
さらに、IL-33がST2を介さない機構でRasによる細胞の形質転換に必須であることを報告した。
さらに、IL-33がST2を介さない機構でRasによる細胞の形質転換に必須であることを報告した。
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- 課題番号 : 26460376
- 体系的課題番号 : JP26460376