論文

査読有り
2021年10月

先進的なナトリウム冷却高速炉の炉心出口部におけるサーマルストライピング現象に関する水流動試験,1; 制御棒周辺部の温度変動緩和対策の提案

保全学
  • 小林 順
  • ,
  • 相澤 康介
  • ,
  • 江連 俊樹
  • ,
  • 栗原 成計
  • ,
  • 田中 正暁

20
3
開始ページ
89
終了ページ
96
記述言語
日本語
掲載種別

先進的なナトリウム冷却高速炉の炉内構造物(UIS)の底部板において、燃料集合体からの高温のナトリウムが制御棒チャンネルやブランケット集合体からの低温のナトリウムと混合する。炉心出口と低温チャンネル間の異なる流体温度の混合によって発生する温度変動は、UIS下部周辺の構造物に対して、高サイクル熱疲労の原因となる可能性がある。このため、Advanced-SFRの上部プレナムを1/3スケール60度セクタでモデル化した試験体を使用して、UIS下部周辺で発生する有意な温度変動に対する対策を試験する水流動試験を行った。その結果、温度変動強度を緩和する対策の効果が確認された。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5072407
ID情報
  • ISSN : 1348-7795

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