2009年 - 2010年
生物工学的手法によるバイオポリマーの精密構造制御と化学修飾による機能化
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(B)) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 21310060
- 体系的課題番号
- JP21310060
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 15,860,000円
- (直接経費)
- 12,200,000円
- (間接経費)
- 3,660,000円
- 資金種別
- 競争的資金
PHAは、微生物によって再生可能資源から作られるバイオポリマーである。これまでに、様々な構造・物性のPHAが作り出されてきているが、PHAに更なる機能性を付与するためには、新しい構造を有するモノマーユニットを導入する必要がある。本研究では、微生物を用いてまず反応点(官能性置換基)を導入し、その反応点を利用してモノマー構造を変化させ機能性PHAを合成する。研究としては、ベースとなる反応点を有するPHAの微生物合成とクリック反応によるPHAへの化学修飾・機能化と解析の2つに大きく分けることがきる。田島、佐藤康治に関してはPHAの微生物合成を、佐藤敏文、堺井については化学修飾・機能化およびその解析を担当する。平成21年度は、以下のことを行った。(1) ポロヒドロキシアルカン酸(PHA)の微生物合成:PHA合成を欠失させた微生物(Ralstonia entropha PHB-4、Pseudomonas GPp104)にBacillus由来のPHA合成酵素遺伝子を導入した。ファーメンターを用い、基質をウンデシレン酸にすることによって側鎖に二重結合を有する短鎖長(scl-)PHAの合成に成功した。PHA中における二重結合の導入率は約5mol%程度であった。(2) 側鎖に二重結合を有する中鎖長(mcl-)PHAに、クリック反応によってメルカプトプロピオン酸を導入した。NMR、FT-IR、G...
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- ID情報
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- 課題番号 : 21310060
- 体系的課題番号 : JP21310060