塙 宗継

塙鍵次郎（健次郎）直道私儀・親類書：塙宗悦直連；塙宗悦直興；半井家[半井卜仙（塙宗悦直連四男 塙鋹庵直行；半井通春院直方法印養子；半井卜仙法眼；静岡藩）；半井良策（養子 神山仁三郎三男）]

塙宗悦直興の代に書かれた先祖書②

塙宗悦直興の代に書かれた先祖書①「直興による修正加筆あり」

家譜：塙道祐入道（養子 織田駿河守子；諱不明；塙二郎頼重；生没年：不明〜1591年）—塙直信（養子 織田弾正忠信定子：二男とも云われ；塙右近大夫；生没年：不明）—塙直政（塙九郎左衛門；原田直政；原田備中守；生没年：不明〜1576年）—ここまでの墓所 大野木福昌寺（永代供養済；直篤・直貞・直安墓石現存）—塙直安（塙喜八郎；塙道閑入道：佐々成政 戒名；生没年：1556年〜1630年）—塙直篤*（塙勘之丞；生没年：不明〜1651年）—塙宗悦直貞（塙方啓院直貞法印；治部卿；奥医師；侍読；生没年：1617年〜1693年）—[改易：塙宗悦直利（塙宗柳；原田玄與；御番医師；生没年：1642年〜1704年）]—塙宗悦直章（養子 梶川頼照三男；拙道；小普請医師；生没年：1657年〜1729年（1677年〜1729年）；34歳（14歳）頃 養子入り）—塙宗悦直方（養子 舟橋玄恂法眼三男；好庵；小普請医師；生没年：1691年〜1728年（1703年〜1728年）；34歳（22歳）頃 養子入り）—塙宗悦直堅（養子 舟橋玄篤一男；徳庵；道也；御番医師（日光御門主 差添）；生没年：1709年〜1780年；19歳頃 養子入り）—塙宗悦直博（塙直博法眼；塙宗琳；塙道閑；寄合医師（日光御門主 差添）；生没年：1733年〜1817年）—塙直擧（養子 河野松庵通久法眼三男；仲庵；生没年：1776年〜1799年；16歳頃 養子入り）—塙宗悦直連（塙直博 嫡孫；塙宗琳；小普請医師；生没年：1796年〜1827年）—塙宗悦直興（塙宗琳；塙楽水；御番医師（日光御門主 差添）；1810年〜1876年；1864年 隠居）—ここまでの墓所 田嶋山九品院（永代供養済；直安墓石現存）—塙直道（養子 角南栄之丞二男；塙鍵次郎（健次郎）；幕府陸軍将校；撒兵頭並の後 御役御免 勤仕並寄合 その後 静岡県職員；墓所 静岡市内；生没年：1837年〜1897年；27歳頃 養子入り） [※塙直安四男 塙宗安（塙泰春法眼；生没年：不明〜1655年）：塙宗悦直貞と論争の末 追放 それより先 分家 塙直篤の系統] [塙宗悦直博よりも前の家譜では藤原氏の支流とあるが 直博が日光御門主御番の折 桓武平氏の支流とし現在の譜に至る] [生没年はおよその年代]

大野木福昌寺六陰舎主人誌（宗悦金印・水難除金印いずれも紛失中）；塙直政（原田直政）ら位牌写真等；大野木城資料（江戸医学館の控；大野木城：1573年築城）；塙氏一家過去帳（焼失済み）；墓石3基（団右衛門直之母の墓を除き尾張大野木一族永代供養墓）：1. 塙宗悦直貞（法名：前侍醫法印治部卿塙方啓院無為是選；生前の名前をそのまま法名にしているため院殿号ではなく院号；生前 塙直安の院号を名乗っていたため直安との混同がみられる）とその妻の墓石（法名刻印）；2. 塙宗悦直貞祖父 塙喜八郎直安（法名：方啓院殿清譽道閑），塙宗悦直貞父 塙勘之丞直篤（法名：常照院殿道曜日永）とその妻の墓（法名刻印）；3. 塙団右衛門直之母の墓（由来不明） [塙宗悦直貞，塙宗悦直章，塙直安の遺骨は田嶋山九品院から大野木福昌寺に分骨．それより先の塙宗悦一族・直利・宗安は田嶋山九品院に供養．関東大震災の折 田嶋山九品院 一族の墓 永代供養に伴い45基を撤去後，喜八郎直安の墓石を永代供養塔に使用（現存）]

地蔵菩薩立像，観世音菩薩立像（共に行基作）；経緯：塙直政（原田直政）が正倉院から運び出し 後に徳川に渡ったもの；宗悦直利の改易：徳川綱吉の代 塙宗悦直利は仏像二尊の修繕を理由に綱吉より借り受け その後 紛失と報告．綱吉の怒りを買い 一度は改易されるも直利父 方啓院直貞の徳川家綱の代の長年の功績により許され 家禄・領地が方啓院直貞に戻される（大野木一帯の領地は改易による影響はなく 農地改革までそのまま存続と云われ）．方啓院直貞 老齢のため 孫 直章（梶川与惣兵衛頼照三男）を養子に迎え家督相続．以降連綿．塙宗悦直利は原田玄與と称し隠居；[平成9年以降 二尊ともに行方不明であるが台湾の古物商で一尊あたり日本円にして1〜3億円程度で売られていると云われ；仏像には信長公と寺院の名前が刻印]；関係者用（pw:犬の名前）