2016年4月 - 2019年3月
小学校教師の体育授業の自己効力感に関する研究-コンサルテーション手法を活用して-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
教師効力感調査のデータを分析した結果、体育指導効力感の因子として 4つが検出された。この因子を活用し、3名の中堅女性教師を対象としてコンサルテーション手法を活用した体育授業づくりを行った。コンサルタント (体育科教育専門家)がコンサルティ(小学校教師)の課題に対し、協働的に互いの専門性を生かして実施した。「授業準備段階」「授業実施段階」「省察段階」に分け、各段階において適切な因子の効力感を高めるようにした。コンサルテーションによる体育の授業づくりを行ったことで、子供に実施した授業評価や調査も有意に向上が見られるとともに、教師の体育指導効力感が高まった。
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- 課題番号 : 16K01630
- 体系的課題番号 : JP16K01630