論文

2005年

C212 アナグリフ立体画像によるリズミカルな動きの流れ

可視化情報学会誌
  • 滝澤 かほる
  • ,
  • 松浦 史法
  • ,
  • 藤沢 延行
  • ,
  • 近藤 フジエ

25
2
開始ページ
343
終了ページ
346
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.3154/jvs.25.Supplement2_343
出版者・発行元
社団法人 可視化情報学会

アナグリフ立体画像のリズミカルで全身的な動きの教育への応用として、動きの再現性の面から、2次元画像との比較によって調査した。<BR>その結果、体操を授業で経験した段階の者にとっては、アナグリフ立体画像の方が2次元画像より、見やすいと感じていることがわかった。画像は奥行きがあり、動きの前後・上下関係がわかりやすいという意見が多かった。運動としては、からだのねじれ、はずみ、ジャンプの高さ、振りとして現われる。<BR>また、体操専門家は、2次元画像を通して3次元像を想像する能力を身につけているので、動きの理解には特に立体画像が必要という声はなかった。しかしより詳細に動きを理解しようとする際に、有効であるといえる。今後、このような比較を通して、どこに視点を当てて動きを見ているかを探ることが可能と考えられる。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.3154/jvs.25.Supplement2_343
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130003650327
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10374478
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/7679599
ID情報
  • DOI : 10.3154/jvs.25.Supplement2_343
  • ISSN : 0916-4731
  • CiNii Articles ID : 130003650327
  • CiNii Books ID : AN10374478

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