論文

査読有り
2024年6月

深層ニューラルネットワークを用いた原子力プラントのサロゲートモデルと異常事態同定システムの開発

Nuclear Technology
  • 関 暁之
  • ,
  • 吉川 雅紀
  • ,
  • 西野宮 良太*
  • ,
  • 沖田 将一朗
  • ,
  • 高屋 茂
  • ,
  • Yan X.

210
6
開始ページ
1003
終了ページ
1014
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1080/00295450.2023.2273566

原子力プラントの安全な運転を支援するため、2種類のディープニューラルネットワーク(DNN)のシステムを構築した。一つは、原子力プラントの各種物理量についてシミュレーションよりも数桁少ない計算時間で推定するサロゲートシステム(SS)である。もう一つは、物理量から異常の原因となる外乱の状態を推定するシステム(ASIS)である。両システムとも、高温工学試験研究炉(HTTR)の挙動を様々なシナリオで再現することができる解析コード(ACCORD)から得られたデータを用いて学習を行った。DNNのモデルは、主要なハイパーパラメータを調整することにより構築された。これらの手順を経て、開発したシステムが高い精度で動作することを確認した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1080/00295450.2023.2273566
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5074300
ID情報
  • DOI : 10.1080/00295450.2023.2273566
  • ISSN : 0029-5450

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