プレスリリース
記事一覧 (58 件)
2022/05/16
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受賞
情報通信 / ソフトウェア
研究情報基盤サービスresearchmapの研究開発で文部科学大臣表彰・科学技術賞(科学技術振興部門)を受賞
文部科学省が4月8日(金)に発表した「令和4年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰」において、「研究者の業績管理を効率化する研究情報基盤サービスの振興」の業績により、新井紀子 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII教授)、舛川竜治(NII特...
2022/05/02
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研究成果
電流中の“スピン”の制御により水電解の効率化を実現
~水素エネルギーによる持続可能な社会へ大きく貢献~
京都大学 大学院工学研究科の須田 理行 准教授、辺 智芸 同博士課程学生、筒井 祐介 同助教、関 修平 同教授、加藤 研一 同助教、生越 友樹 同教授らの研究グループは、二硫化モリブデン(MoS2...
2022/04/28
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研究成果
生物の耐熱性を支える「錠前」の発見
~可逆的なリン酸化修飾がRNAを安定化する~
<ポイント>
たんぱく質はリン酸化と脱リン酸化によってその機能や細胞内における局在がダイナミックに制御されている。本研究は、たんぱく合成のアダプター分子であるtRNAにおいて可逆的なリン酸化修飾(...
2022/04/19
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研究成果
グラフェン光源チップによる赤外分析の新技術を開発
~理論限界も超える性能を安価・小型で実現、新たなバイオ・医療・新物質開発へ~
慶應義塾大学 理工学部 物理情報工学科の牧 英之 教授と中川 鉄馬 訪問研究員、同大学院 修士課程の志村 惟らの研究グループは、多層グラフェン光源チップによる新しい原...
2022/04/12
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研究成果
細菌の生存競争に関わるたんぱく質の活性化の分子機構を解明
~翻訳因子のこれまで知られていなかった新たな機能の発見~
<ポイント>
腸管出血性大腸菌EC869株の接触依存性増殖阻害(CDI)に関与するたんぱく質(CdiA-CTEC869)は、隣接する細菌内の翻訳伸長因子によって活性化され、特定のt...
2022/04/05
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研究成果
光がつくる電子のレンズ
~原子ひとつまで分解する電子顕微鏡の実現に向けた新技術を提案~
<ポイント>
光ビームが電子顕微鏡の探針として用いる電子ビームを絞り込む「光場電子レンズ」として機能することを幾何光学に基づいて示した
このレンズが電場や磁場を用いる従来のレン...
2022/04/04
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研究成果
環境中のRNAが細菌のすみかとして利用される仕組みを解明
~RNAを標的とした難治性細菌感染症の予防や治療法の開発に期待~
<ポイント>
黄色ブドウ球菌の周囲にRNA(通常は遺伝情報の伝達やたんぱく質の合成を行う物質)が存在し、そのRNAが薬剤や免疫の働きを阻害するバイオフィルムの形成に利用されてい...
2022/04/01
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研究成果
大規模な組み合わせ最適化問題を解く確率的計算技術を開発
~解収束時間を3桁以上低減し実時間で社会還元できる道を開く~
<ポイント>
大規模な組み合わせ最適化問題を高速に解く確率的計算技術を開発
量子アニーリングマシンと比較して、約16倍の大規模な組み合わせ最適化問題を解くことができる技術を、一般...
2022/03/25
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研究成果
原子スケールの熱流構造を可視化する解析技術を開発
~熱輸送メカニズムのさらなる解明に期待~
<ポイント>
従来は原子スケールの熱流を可視化する手段がなく、原子スケールの熱輸送状態を直感的に把握することができなかった。
原子スケールでモデル化された熱流を3次元空間分布として可視化する数値解析...
2022/03/23
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研究成果
赤錆の光触媒作用で水素と過酸化水素を同時に製造
~太陽光水素の利用拡大に期待~
<ポイント>
従来、過酸化水素生成に適していなかったヘマタイトに、異種金属イオン(スズ、チタン)をドーピングし、焼成することで、高活性な複合酸化物助触媒を形成
酸素に代わって、消毒・漂白・土壌改質など、多用途...
2022/03/11
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研究成果
イン・シリコ患者固有モデルでがんの予後と薬剤応答を予測
~細胞シミュレーションによる疾患分類法の開発~
<ポイント>
生化学反応過程を説明する文章を数式・数理モデルに自動変換する新モデル構築手法「Text2Model」を開発
数学の知識がなくとも生物学の知識だけで簡単な数理モデルの構築を実現
イ...
2022/03/08
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研究成果
Cyber Physical System(CPS)を低コストで制御するAIを開発
<ポイント>
サイバーフィジカルシステム(CPS:Cyber Physical System)では、ロボットなどの物理システムが複雑かつ高度なタスクを自律的に実行できる制御機能を構築することが不可欠
これまでの制御機能を学習する人工知能(A...
2022/03/03
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研究成果
同位体を原子レベルで識別・可視化することに成功
~透過電子顕微鏡で同位体の分析が可能に~
<ポイント>
1~4原子のごく微量の同位体炭素を透過電子顕微鏡で検出する技術を開発
グラフェンを構成する炭素原子の拡散を原子レベルの同位体追跡によって初めて観察
原子レベルの同位体分析によって材料開...
2022/03/01
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研究成果
不活動や糖尿病による筋萎縮のメカニズムを解明
~血管の意外な機能と創薬への期待~
<ポイント>
不活動(運動不足、低活動、活動量低下)や糖尿病の状態では、血管からDll4が放出され、筋線維のNotch2受容体を活性化させることで筋量の減少(筋萎縮)が誘導されるメカニズムを発見しました...
2022/02/26
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研究成果
認知症の病因「タウたんぱく質」が脳から除去されるメカニズムを解明
~脳内のグリアリンパ系がタウを押し流すことを発見~
〈ポイント〉
アルツハイマー病を始めとするさまざまな認知症疾患の原因となるタウたんぱく質(タウ)が、脳内から除去されるメカニズムを発見しました。
タウの除去を担う「グリアリンパ系(グリンパ...
2022/02/25
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その他
デジタルピアサポートアプリ「みんチャレ」と神奈川県みらい未病コホート研究を組み合わせた行動変容効果を検証する臨床研究を開始
神奈川県の未病改善に貢献するコホート研究を基盤に、アプリでの予防医療介入を併用する日本初の取り組み 神奈川県立保健福祉大学(神奈川県横須賀市、中村丁次学長)と、デジタルピアサポート(※1)アプリ「みんチャレ」を開発するエーテンラボ株式会社...
2022/02/24
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研究成果
無機物のみで形成された液晶デバイスの開発
~ボロフェン類似物質からなる高温駆動が可能な液晶を発見~
〈ポイント〉
ボロフェン類似物質からなる高温駆動する液晶の合成に成功
有機液晶にはない高い熱安定性を実現
フレキシブルな無機物を用いた熱耐性光学デバイスを実証
東京工業大学 科学技術...
2022/02/24
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研究成果
コロナ下での人々の孤独に関する調査を実施
〈ポイント〉
新型コロナウイルスの感染拡大の影響の長期化が人々の孤独感にどのような影響を与えているかは明らかになっていなかった。
4割近くの人が孤独感を抱えており、特に比較的若い世代や新型コロナウイルスの感染拡大により暮らし向きが悪化した...
2022/02/23
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研究成果
スプレーで植物を改変
~簡便な非遺伝子組み換え植物改変法の開発~
理化学研究所(理研) 環境資源科学研究センター バイオ高分子研究チームのチョンパラカン・タグン 特別研究員(研究当時、現 京都大学 大学院工学研究科 特定助教)、小田原 真樹 研究員、児玉 豊 客員主管...
2022/02/17
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研究成果
光で狙った細胞を死滅させる新技術の開発
~副作用のない光がん治療法に向けて~
〈ポイント〉
細胞を死滅させる技術は、がんの治療に利用されています。
細胞をアルカリ化する光感受性たんぱく質を用いることで、光で狙った細胞を死滅させる新技術を開発しました。
周りの正常な細胞には毒性を与...
2022/02/16
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研究成果
普及型の500倍 スピンで超高感度なひずみセンシングを実現
~世界最高感度のフィルム型ひずみゲージの実用化へ道~
〈ポイント〉
ハードディスクの読み取りヘッドや固体磁気メモリーに利用されているスピントロニクスデバイスをフレキシブル基板上に形成し、ひずみや圧力などの力学情報を検出するセンサーとして広...
2022/01/24
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研究成果
1024個の堅牢な分子センサーを1チップに集積化
~多種分子群を識別する小型・低消費電力センサーの実現に期待~
<ポイント>
1024個の堅牢な金属酸化物ナノ薄膜分子センサーを1チップに集積化したセンサーアレイを開発し、揮発性分子の空間濃度分布の可視化に成功した。
導電性金属酸化物電極を持...
2022/01/04
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研究成果
強固で安定したポラリトン状態の室温凝縮を実現
~レーザーや太陽電池の効率化、低消費電力での電子デバイス開発に寄与~
〈ポイント〉
光と物質間のハイブリッドな量子状態として知られる「ポラリトン状態」が、全無機ペロブスカイトと呼ばれる材料の使用により、全く新しい物理形態で形成されており、...
2021/12/24
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研究成果
硬くて柔らかいナノ多孔性材料が実現する室温核偏極
~医療で用いられるMRIの高感度化を目指した技術を開発~
化学分野や医療現場で活躍している核磁気共鳴(NMR)分光法や磁気共鳴画像法(MRI)は、物質が持つ原子の微小な磁石の性質(核スピン)を利用し、そこから放出・吸収される電磁波を観測...
2021/12/22
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研究成果
サルモネラ菌の休眠・薬剤耐性に関与するたんぱく質の機能を解明
~病原性細菌に対する新しいタイプの薬剤開発に期待~
<ポイント>
病原性細菌であるサルモネラ菌の休眠や薬剤耐性獲得に関与するたんぱく質(TacT)の機能と、その特異性の分子メカニズムを明らかにしました。
TacTが1種類のアミノアシルtRN...
2021/12/21
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研究成果
骨格筋の分化に働く新たな染色体基盤構造体を解明
<ポイント>
マウス(Mus musculus)の新規ヒストンH3mm18を含むヌクレオソーム構造をクライオ電子顕微鏡解析により世界で初めて解明しました。
H3mm18が不安定で弛緩(しかん)したヌクレオソームを形成すること、そしてH3mm...
2021/12/07
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研究成果
発達障害の関連遺伝子の欠損で網膜・視覚機能が変化
~発達障害において感覚の過敏や鈍麻が生じるメカニズムの解明に貢献~
<ポイント>
マウスにおいて発達障害の関連遺伝子Cyfip2の欠損により網膜・視覚機能が異常を示す
感覚器に着目した発達障害の診断法や治療法の開発につながる
「注目すべきは...
2021/12/02
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研究成果
室温で単一スキルミオンの電流駆動に成功
~スキルミオンの電子デバイスへの応用に期待~
理化学研究所(理研) 創発物性科学研究センター 電子状態マイクロスコピー研究チームのPeng Licong 基礎科学特別研究員、于 秀珍 チームリーダー、強相関物質研究グループの軽部 皓介 研究員、...
2021/11/29
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研究成果
消毒薬のウイルスに対する残留消毒効果の評価
~ヒト皮膚上のウイルスの生存時間を大幅に短縮させる方法を構築~
<ポイント>
手指衛生に使用される消毒薬を手に塗布して乾燥した後も消毒効果が残存する(残留消毒効果がある)か、正確に評価できるモデルを構築し、手指衛生に使用される消毒薬の残留...
2021/11/25
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研究成果
脳は記憶を力で刻む
~シナプスの力と圧感覚による新しい伝達様式の発見~
<ポイント>
長期記憶が形成される際、大脳のシナプスにおいて樹状突起スパインが増大することが知られていたが、このスパインの動きが、筋肉収縮と同程度の力でシナプス前部を押すことにより、伝達...
2021/11/24
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研究成果
高速データ解析で極薄膜物質の原子配列解析を加速〜全反射高速陽電子回折における新しいデータ解析法の導入〜
概要:
鳥取大学工学部機械物理系学科・同大学同学部先進機械電子システム研究センターの星健夫准教授(兼任:高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所客員准教授)、同大学大学院博士前期(修士)課程の阪田大志郎氏、高エネルギー加速器研究機構...
2021/11/18
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研究成果
鉄シリコン化合物における新しいトポロジカル表面状態
~ありふれた元素を用いたスピントロニクス機能の実現~
<ポイント>
地球上に豊富に存在する鉄(Fe)とシリコン(Si)から成る化合物FeSiにおいて強いスピン軌道相互作用を示す表面状態が現れることを発見し、その表面状態を用いてスピントロニ...
2021/11/16
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研究成果
細胞外で複製し進化する人工ゲノムDNAを開発
~自律的に増殖し進化する人工細胞の構築に期待~
<ポイント>
生物はゲノムDNAに書かれている情報を使ってDNAを複製し進化することができるが、この能力を持つ人工物はいまだ作られていない。
本研究では、人工ゲノムDNAと無細胞転写翻訳系を用...
2021/11/15
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研究成果
自動運転における重大な問題をシミュレーションで検出する技術を開発
~問題が発生するかを探り、起こりうる問題だけを効率的に自動探索~
情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)のアーキテクチャ科学研究系 准教授 石川 冬樹らの研究チームは、科学技術振興機構(JST、理事...
2021/11/09
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研究成果
胎児の神経を形作る仕組みは精密な温度センサー
~母体の体温維持が神経の成熟に重要であることを示唆~
<ポイント>
精製したたんぱく質は熱に弱く、機能を失いやすいため、体温付近での性質を調べるのが一般に困難
赤外レーザーによる精密加熱技術を用いて体温付近での実験に成功したことで、神経細胞...
2021/11/09
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研究成果
新規代謝物の運命を明らかにする手法の開発に成功!! 脳腫瘍における重要な代謝経路を同定
■本件リリースのポイント ●がんなどにおいて細胞の代謝物※1 の量が大きく変化することはよく知られ ていたが、これらの代謝物がその後どのように使われているかについて明らか にする手法は確立されていなかった
●代謝物を高精度に測定する...
2021/11/05
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研究成果
熱の流れに量子効果が与える影響の解明
~エネルギーロスのない熱流の発見と、量子熱機関への応用~
<ポイント>
量子系が熱源と接触している状況において、量子効果が熱の流れにおけるエネルギーロスにどのように影響するかの系統的な規則を理論的に明らかにした。
得られた規則は、量子効果...
2021/11/04
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研究成果
経済的影響を最小化する感染制御プロセスを理論で解明
【発表のポイント】
経済的影響を減らす感染抑制対策の条件を一般性のある理論で解明した.
感染者数増加後に緊急事態宣言等の対応をすることは,適切な社会的介入によって感染者数を常に一定に保つより,医療負担や感染者が被る損失だけでなく,経済的負...
2021/10/26
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研究成果
肝臓由来の細胞外小胞の抗炎症機能を発見
~急性肝障害の治療法に新たな道~
<ポイント>
急性肝障害への治療は肝移植や間葉系幹細胞(MSC)を用いた再生療法など、治療が限定されていた
ヒト肝細胞由来の細胞外小胞は急性肝障害に対して組織保護的に働くことを明らかにした
簡便で増殖の早い...
2021/10/22
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研究成果
鉄系高温超伝導体で世界最高の超伝導電流を実現
~強磁場発生用磁石応用へ前進~
東海国立大学機構 名古屋大学 大学院工学研究科の飯田 和昌 准教授、畑野 敬史 助教は、米国立強磁場研究所のタランティーニ キアラ 博士、東京農工大学の秦 東益 博士前期課程学生、内藤 方夫 シニアプロフェッサーおよ...
2021/10/19
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研究成果
「地域の特性にカスタマイズした予防介入」論文掲載について
「地域の特性にカスタマイズした予防介入」論文掲載について地域にカスタマイズした保険指導が有効・長期的な医療費削減効果の可能性も示唆
特定非営利活動法人 地域健康プランでは、平成25年度より山形県東置賜郡高畠町との共同研究で行ったデータ解析に...
2021/10/13
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研究成果
HIVは宿主(ヒト)のRNA修飾を悪用して感染・増殖する
~新しい戦略の抗ウイルス薬の開発に期待~
<ポイント>
ヒトのリジントランスファーRNA(tRNA)の58塩基目と54塩基目のメチル化がヒト免疫不全ウイルス1型(HIV-1)ゲノムの感染/複製に重要であることを証明。
ヒトtRNA 58塩基...
2021/10/08
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研究成果
多様な体形や姿勢に対応した高品質な仮想試着手法を開発
~オンラインショッピングやビデオ会議への応用を期待~
<ポイント>
高品質な仮想試着システムを開発しました。顧客が計測用の衣服を着てカメラの前に立つと、商品の衣服を着た画像がリアルタイムで生成されます。
ロボットマネキンを利用して体形と姿勢...
2021/10/04
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研究成果
単一強磁性体素子で3次元磁場検出を実現~3次元磁気センサーの小型化に向けた新たな設計指針を提示~
<ポイント>
強磁性体Fe-Snナノ結晶の薄膜は、外部磁場に依存して巨大な異常ホール効果と磁気抵抗効果を示すことから、磁気センサーの基盤材料として有望です。
異常ホール効果、一方向性磁気抵抗効果および異方性磁気抵抗効果を組み合わせることで...
2021/09/29
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研究成果
光合成を人為的に制御できるか 脂肪酸によって光合成活性が変化する仕組みを解明
<ポイント>
微細藻類や植物の光合成活性を阻害してしまう物質として、微細藻類自体が産生する脂肪酸に含まれる多価不飽和脂肪酸が知られており、今回、その阻害作用の分子メカニズムを解明した。
遊離した多価不飽和脂肪酸が、光合成の場であるチラコイ...
2021/09/28
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研究成果
光を使って回路を操る
~フレキシブル有機電子回路の電気特性制御を実現~
<ポイント>
光による分子構造変化を利用した有機電子回路の電気特性制御に成功しました。
有機電子回路の電気特性制御には複雑な構造・材料選択が必要でしたが、本技術では同一の構造・材料に対して部...
2021/09/10
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研究成果
細胞用電動ナノ注射器「電気浸透流ナノポンプ」を開発
<ポイント>
導電性高分子と金属から成る複合ナノチューブシートを開発
このシートに電気をかけると物質輸送が3倍以上促進する電気浸透流ポンプ現象を発見
タンパク質(GFP)を導入効率84パーセント、細胞生存率98.5パーセントで細胞内に導入...
2021/08/27
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研究成果
長期孔内観測装置とDONETを活用した間隙水圧の超高感度解析手法を開発 ~南海トラフのゆっくり地震は黒潮蛇行の影響を受けている可能性~
1. 発表のポイント◆長期孔内観測装置の間隙水圧記録とDONETの海底水圧記録を活用することで、孔内の体積歪をナノスケールの精度で捉えることに成功した。◆これにより、2020年3月に発生したスロースリップイベントにより生じた体積歪の収縮蓄積過程を、断層...
2021/08/25
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研究成果
小さな力で制御する分子連結法の開発に成功 -生体分子の多機能化や高分子材料への応用に期待-
■ ポイント
・分子と分子を簡便に連結できるアジド基は、医薬品や高分子材料の開発に広く利用されているが、反応のコントロールが難しく、様々な機能成分を分子に搭載することは困難であった。
・小さな相互作用力である水素結合によって、特定のアジド基...
2021/08/23
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研究成果
有機電子型強誘電体のナノ分極を瞬時に増強 ~ペタヘルツ応答への可能性を開拓~
<ポイント>
赤外光を照射した瞬間(10兆分の1秒程度)に、ナノ分極(ナノサイズの微小な分極領域)が増強することを発見した。
この発見は、テラヘルツ分光技術を駆使したナノ分極の検出法を発見したことにより可能になった。
さらなる超高周波(...
2021/08/23
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研究成果
人工知能(深層学習)により細胞内の特定たんぱく質の局在推定に成功
~関連するたんぱく質のみの画像から予測可能~ たんぱく質同士の相関関係の解明に期待
奈良先端科学技術大学院大学(学長:塩﨑 一裕) 先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域 分子医学細胞生物学研究室の末次 志郎 教授(データ駆動型サイエンス創...
2021/08/04
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研究成果
AIモデルの開発により、たった1回の実験で新規プロトン伝導性電解質を発見 ~中温動作燃料電池に用いる電解質材料の開発加速化に期待~
九州大学 エネルギー研究教育機構(Q-PIT)、稲盛フロンティア研究センターおよび大学院 工学府材料物性工学専攻の山崎 仁丈 教授は、九州大学 稲盛フロンティア研究センターの兵頭 潤次 特任助教、九州大学 大学院工学府材料物性工学専攻 博士後期...
2021/07/27
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研究成果
新型コロナウイルス感染者隔離を終了するのはいつが良い? ~数理モデルに基づいた隔離戦略の提案~
東海国立大学機構 名古屋大学 大学院理学研究科(研究当時:九州大学)の岩見 真吾 教授、Jeong Yong Dam(チョン・ヨン・ダム) 研究員らの研究グループは、米国 インディアナ大学の江島 啓介 助教との共同研究で、新型コロナウイルス(C...
2021/06/11
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研究成果
「甘草」なのに「甘くない」のはなぜ? カンゾウ属植物が作る有効成分グリチルリチンの生産性を決める分子メカニズム
研究成果のポイントカンゾウ属植物には、砂糖の150倍以上の甘味を呈するグリチルリチンが含まれており、漢方で最も使用される生薬「甘草」として知られている。ところが、カンゾウ属植物には、種によってグリチルリチンを作らない(すなわち甘くない)もの...
2021/05/17
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研究成果
オキシトシンの分泌を制御するタンパク質を発見! ~自閉症の早期分子診断法や治療法開発に光~
自閉症は社会的相互作用やコミュニケーションの欠損などを特徴とする発達障害の一種であり、高い有病率を示します。その発症メカニズムはまだ解明されていませんが、一部の自閉症患者では、神経ペプチドや生体アミンの分泌を促進するCAPS2と呼ばれるタンパ...
2021/04/13
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研究成果
世界初!非接触型環境センサでこころの状態を推定することに成功
室内の温度やにおい、音などの人間の知覚に関わる室内環境のデータを取得するセンサネットワークシステムを開発し、取得したデータからその環境内にいる人間のこころの状態(心的状態)を推定するシステムを開発しました。その結果、環境データのみを用い...
2021/02/25
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イベント
鏡リュウジが紹介する京都文教大学の魅力 第1回 松田真理子篇~青木繁の病跡学をめぐって~
3月3日(水)Google Meetにて「鏡リュウジが紹介する京都文教大学の魅力 第1回 松田真理子篇~青木繁の病跡学をめぐって~」を開催いたします。
ライブ配信を予定しておりますので、時間になりましたら以下のGoogle Meetへご入室ください。日時:3月3日...
2021/01/26
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研究成果
室温でアンチスキルミオンを示す新物質の発見
~トポロジカル磁気構造の基礎研究・デバイス応用に期待~
理化学研究所(理研) 創発物性科学研究センター 強相関物質研究グループの軽部 皓介 研究員、田口 康二郎 グループディレクター、電子状態マイクロスコピー研究チームのポン・リソン 特別研...