2017年4月 - 2020年3月
乳児期の寝返り・四つ這い経験は本当に必要ないのか?運動器障害の解明と予防に向けて
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では、運動発達過程における寝返りや腹臥位の発達であるずり這いや四つ這い経験の有無や期間が、その後の運動器障害に及ぼす影響を明確にすることを目的としている。
運動の発達は、人間の進化の過程からその順序性や方向性から運動器や感覚器の発達に影響を及ぼしていると考えるが、近年、疾病がなくとも様々な環境要因により寝返りやずり這いや四つ這いなどの発達課題の欠如が、その後の運動機能や運動期障害に影響を与えている可能性があると考えられる。
平成30年度は、研究倫理審査委員会に本研究について申請し、承認された。そして、本実施に関わる乳児期運動発達に関するアンケートは、研究分担者と内容を吟味して完成した。
相模原市内の小学校においては、子どもの運動発達を含めた運動の質を検討することが重要であることを小学校教師と共通認識を持つことを目的に話しを重ね、6月には協力校である相模原市立小学校の保護者向けに、運動と体力がその後の運動器障害や生活習慣病に及ぼす影響について講演した。
このような活動を重ね、平成30年度の本研究の実施予定であったが、小学校の全教員の理解を得るためには時間を要した。その後も、協力小学校との話し合いを持ち、平成31年4月に子どもの筋肉量や体脂肪などの体組成を測ることが決定した。その後、アンケート調査を実施予定である。
さらに、新体力テストや運動器検診の結果との関係を分析することで、寝返りやずり這い、四つ這いの経験が子どもの運動機能に及ぼす影響が明確になり、その上で運動期障害との関連性も明確になればと考えている。
運動の発達は、人間の進化の過程からその順序性や方向性から運動器や感覚器の発達に影響を及ぼしていると考えるが、近年、疾病がなくとも様々な環境要因により寝返りやずり這いや四つ這いなどの発達課題の欠如が、その後の運動機能や運動期障害に影響を与えている可能性があると考えられる。
平成30年度は、研究倫理審査委員会に本研究について申請し、承認された。そして、本実施に関わる乳児期運動発達に関するアンケートは、研究分担者と内容を吟味して完成した。
相模原市内の小学校においては、子どもの運動発達を含めた運動の質を検討することが重要であることを小学校教師と共通認識を持つことを目的に話しを重ね、6月には協力校である相模原市立小学校の保護者向けに、運動と体力がその後の運動器障害や生活習慣病に及ぼす影響について講演した。
このような活動を重ね、平成30年度の本研究の実施予定であったが、小学校の全教員の理解を得るためには時間を要した。その後も、協力小学校との話し合いを持ち、平成31年4月に子どもの筋肉量や体脂肪などの体組成を測ることが決定した。その後、アンケート調査を実施予定である。
さらに、新体力テストや運動器検診の結果との関係を分析することで、寝返りやずり這い、四つ這いの経験が子どもの運動機能に及ぼす影響が明確になり、その上で運動期障害との関連性も明確になればと考えている。
- ID情報
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- 課題番号 : 17K01909
- 体系的課題番号 : JP17K01909
この研究課題の成果一覧
絞り込み
講演・口頭発表等
5-
第9回日本小児診療多職種研究会 2023年2月11日
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第9回日本小児理学療法学会学術大会 2022年11月12日
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World Physiotherapy-AWP Regional Congress 2022 2022年6月18日
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石川県リハビリテーション医療専門職研修会 2019年2月23日 招待有り
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平成30年度母子保健指導員研修会 2018年12月11日 招待有り