2019年6月
【胆膵内視鏡トラブルシューティング-こうやって切り抜けろ-】EUS-HGSにおける手技の工夫 ダブルガイドワイヤー法について
胆と膵
- 巻
- 40
- 号
- 6
- 開始ページ
- 529
- 終了ページ
- 533
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 医学図書出版(株)
超音波内視鏡下肝内胆管ドレナージ術(EUS-HGS)は、経乳頭的アプローチが困難な症例において、経皮的胆管ドレナージ術や外科的胆道再建術に替わる有用な胆道ドレナージ法であるが、手技的な困難性も相まって、胆汁性腹膜炎、出血、穿孔、ステント逸脱などの重篤な偶発症も報告されている。EUS-HGSの手技は穿刺、拡張、ステント留置と、多くのstepを要する手技であるが、これらの処置をより安全に行ううえで、安定したスコープ保持およびデバイスデリバリーのための処置軸の保持が重要である。当施設では、EUS-HGSをより安全に施行するために、ダブルガイドワイヤー法を用いている。ダブルガイドワイヤー法は、同軸に2本のガイドワイヤーを留置し処置軸を安定させることで、より安全にデバイスデリバリーを行う方法である。本稿では、ダブルガイドワイヤー法によるEUS-HGSの実際について画像を提示しながら解説する。(著者抄録)
- リンク情報
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- Jamas Url
- https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&doc_id=20190701600013&url=http%3A%2F%2Fwww.medicalonline.jp%2Fjamas.php%3FGoodsID%3D%2Faa6tnsid%2F2019%2F004006%2F013%2F0529-0533%26dl%3D0&type=MedicalOnline&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00004_2.gif
- URL
- https://search-tp.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2019&ichushi_jid=J00807&link_issn=&doc_id=20190701600013&doc_link_id=%2Faa6tnsid%2F2019%2F004006%2F013%2F0529-0533%26dl%3D0&url=https%3A%2F%2Fwww.medicalonline.jp%2Fjamas.php%3FGoodsID%3D%2Faa6tnsid%2F2019%2F004006%2F013%2F0529-0533%26dl%3D0&type=MedicalOnline&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00004_2.gif
- ID情報
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- ISSN : 0388-9408
- ISBN : 9784865173253
- 医中誌Web ID : 2019312508