MISC

2014年1月

片脚ドロップジャンプ着地テストによる動的バランス評価 足圧中心軌跡長と筋力の相関

スポーツ傷害
  • 木村 佳記
  • ,
  • 米谷 泰一
  • ,
  • 前 達雄
  • ,
  • 杉山 恭二
  • ,
  • 佐藤 睦美
  • ,
  • 内田 良平
  • ,
  • 松尾 知彦
  • ,
  • 小柳 好生
  • ,
  • 小笠原 一生
  • ,
  • 中田 研

19
開始ページ
41
終了ページ
43
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
スポーツ傷害フォーラム

片脚ドロップジャンプ着地テストによる動的バランスについて、足圧中心(COP)軌跡長と筋力との関係から検討した。片脚の膝関節傷害で治療中の26例を対象とした。COP軌跡長は、200ms以内では57±14%(足長)、5sec以内では266±51%(足長)であった。膝関節周囲筋力は、伸展筋力は、60°/sでは257±40%BW、180°/sでは179±33%BW、240°/sでは157±29%BW、屈曲筋力は60°/sでは111±22%BW、180°/sでは83±25%BW、240°/sでは81±17%BWであった。バランスの指標と筋力の指標との相関は、着地早期の200ms以内のCOP軌跡長と240°/sの膝屈筋筋力に弱い相関を認めたが、その他のバランスの指標と膝関節周囲筋力との間に有意な根関は認められなかった。着地後5秒以内のCOP軌跡長と全ての膝関節周囲筋力との間には有意な相関は認められなかった。

ID情報
  • ISSN : 1342-4483
  • 医中誌Web ID : 2015207010

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