researchmap.V2における変更点(機関担当者向け)

1.インポート/エクスポート機能

研究者情報をインポートする、または研究者情報をエクスポートする際のデータフォーマットが一部変わりました。
                                       
2.permalink(リンク識別子)
permalink(リンク識別子)はマイポータルのURL末尾の文字列をいいます。
 
researchmap.V1のpermalinkには「admin」という文字列が使われていましたが、
researchmap.V2では「admin」を禁止文字列としているため、researchmap.V2リリース後は使用できなくなりました。
*文字列はpermalink内の冒頭、末尾関わりなくどの位置でも使用できません。
 
「admin」の文字列はresearchmap.V2では使用できませんので、先頭の文字に「 x_」を付けてデータを移行いたしました。
  
3.業績の表示
<researchmap.V1での表示>
日本語データを日本語画面へ、英語データを英語画面へ表示していました。
 
<researchmap.V2での表示>
日本語画面は、日本語データと日英紐付けのない英語データを表示しています。
英語画面は、英語データと日英紐付けのない日本語データを表示しています。
 
※日英データの紐付け確認方法
 researchmap.V2にログイン後、ご自身のマイポータルから業績をCSV形式でエクス ポートしてください。
・1行に日本語項目、英語項目の登録があれば、日英データは紐付けされています。
・1行に日本語項目のみ、または英語項目のみ登録されている場合は、日英データの紐付けはありません。
  
4.ORCID IDの移行
ORCID IDの書式は「XXXX-XXXX-XXXX-XXXX」に統一しました。 
そのため、researchmap.V1でフリー入力されたORCID IDをクレンジングして「XXXX-XXXX-XXXX-XXXX」の書式に合わせて移行しました。 
クレンジングした結果、ORCID IDとみなされなかったIDは移行されませんので、ご確認の上、ORCIDとID連携を行ってください。

5.研究者番号(科研費研究者番号)の移行
既にe-RadとID連携されている場合は「認証済」と表示され、研究者番号の修正ができなくなりました。

6.ブログ等詳細ページのURL変更
ブログや、マイポータルに新規作成したページで日誌や掲示板モジュールをご利用の場合、データ移行後は日誌や掲示板の詳細ページの固定リンクが変わったため、設定されたURLは無効となりました。 
その結果、現在ご自身のブログ等に詳細ページへのリンクを直接記載されている場合は、リンクが切れていますので、ご確認をお願いいたします。
 
7.その他
◆機関事務担当者のマイポータル
researchmap.V1では、機関事務担当者がresearchmap上で自機関研究者の情報を編集できるIDを取得すると、研究者と同様に機関事務担当者としてマイポータル(機関事務担当者のページ)を持ち、アカウントをもつ研究者がログインすると機関事務担当者のページが表示されていました。
 
researchmap.V2では、機関事務担当者はマイポータルを持たず、「管理」という画面のみ表示されます。機関事務担当者以外閲覧することはできません。
 
◆新規/転入、転出/退職処理
新規/転入、転出/退職処理は、これまでデータ交換担当者がデータ交換システムを利用して行えました。
researchmap.V2では、データ交換担当者、機関事務担当者がresearchmapの「会員管理」画面で行えます。