2019年
台風通過に伴う干潟の短期的地形変化と土砂動態の把握
土木学会論文集B2(海岸工学)
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- 巻
- 75
- 号
- 2
- 開始ページ
- I_499
- 終了ページ
- I_504
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.2208/kaigan.75.I_499
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
<p> 愛知県西尾市東幡豆町に位置する前島トンボロ干潟は,多様な生物が生息する豊かな自然を残している干潟である.しかしながら,台風の接近・通過による海象条件の変化によって地形に強力なインパクトが与えられると,短期間に顕著な地形変化が生じることが報告されている.地球温暖化等の影響により,今後,台風の強大化や異常気象の発生が懸念されている.それにより,干潟の地形変化が顕著になるだけでなく,水質浄化機能の低下などの問題発生にもつながる可能性が考えられる.本研究では,台風期を対象にUAVによる干潟地形計測と表層砂の空間分布調査を実施し,気象インパクトによる短期的な地形変化と土砂移動,底質変化の実態把握を試みた.その結果,干潟上では常に活発な土砂輸送が発生していることが干潟頂部の位置変化と干潟上に設定した各小領域での土砂量変化から推定された.</p>
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/kaigan.75.I_499
- ISSN : 1884-2399
- CiNii Articles ID : 130007730244