MISC

2020年2月20日

低直径ネットワークトポロジのラック配置最適化

第82回全国大会講演論文集
  • 河野 隆太
  • ,
  • 松谷 宏紀
  • ,
  • 鯉渕 道紘
  • ,
  • 天野 英晴

2020
1
開始ページ
33
終了ページ
34
記述言語
日本語
掲載種別

スーパコンピュータの大規模化が進むにつれ、通信遅延が並列アプリケーションの性能に及ぼす影響が無視できなくなっている。このため、高次数スイッチを前提とした低遅延なネットワークトポロジの活用が注目されている。Order/Degree Problemと呼ばれる最小直径トポロジを探索するこれまでの取り組みにより、規則性を持たない小規模グラフを複製し点対称に接続するトポロジが、広範囲のシステム規模で最適であることが明らかになっている。こうしたクラスタ性・対称性を活用することにより、最適化トポロジが実システム適用時に総配線延長・総コストを大幅に削減できることを示す。さらに、Slim FlyやDragonflyなどの従来の高次数・低直径トポロジとのコスト比較を行い、任意の規模のシステムに対して最適化トポロジの実装可能性が高いことを示す。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/170000182045
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00349328
URL
http://id.nii.ac.jp/1001/00204880/
ID情報
  • CiNii Articles ID : 170000182045
  • CiNii Books ID : AN00349328

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