論文

2005年

健康診断における腹部生体インピーダンス法による内臓脂肪量測定

肥満研究
  • 小治健太郎
  • ,
  • 前田和久
  • ,
  • 前田和久
  • ,
  • 中村正
  • ,
  • 下村伊一郎
  • ,
  • 松沢佑次

11
3
開始ページ
306
終了ページ
310
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(一社)日本肥満学会

目的:内臓脂肪の過剰な蓄積は高血圧,高脂血症,糖尿病といった生活習慣病の主要な成因基盤と考えられ,企業の健康診断において内臓脂肪量を簡便に測定できれば,これらの疾病の早期予防につながることが期待される.本研究では腹部CT測定による内臓脂肪量測定と同等の精度で内臓脂肪量を測定できる腹部生体インピーダンス法による内臓脂肪測定器を企業健康診断に用い,本装置の有用性について検討したので報告する.方法:文書同意を得た被験者(男性958名)に対して,立位,自然呼気にて本法による内臓脂肪測定(腹部インピーダンス測定)およびウエスト周囲径を測定した.結果:被験者の48%が内臓脂肪面積(VFA)推定値≧100cm2であり,年代別では40歳代以上で約60%がVFA推定値≧100cm2であった.また,内臓脂肪蓄積と関係がある血圧,中性脂肪,High-density lipoprotein cholesterol(HDL-C),血糖値はVFA推定値と統計学的に有意な相関関係を示した.本被験者のメタボリックシンドロームの出現率をみると,22%がメタボリックシンドロームであった.さらに,内臓肥満以外のメタボリックシンドロームの危険因子合併数を,VFA推定値≧100cm2でみると,危険因子合併数の増加に伴い,VFA推定値が増加した.結論:内臓脂肪蓄積量を簡便かつ安全に推定できる本装置を健康診断時に用いることで,生活習慣病に関連する疾病の早期予防の一助となることが示唆された(著者抄録)

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200902295617424551
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10026148660
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10518647
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2005&ichushi_jid=J02963&link_issn=&doc_id=20060116300009&doc_link_id=10026148660&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F10026148660&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
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ID情報
  • ISSN : 1343-229X
  • 医中誌Web ID : 2006072196
  • J-Global ID : 200902295617424551
  • CiNii Articles ID : 10026148660
  • CiNii Books ID : AN10518647

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