武内 珠美

臨床心理学が専門です。発達心理学的な視点をもちながら、精神分析的な心理療法や折衷的な心理療法を中心に、臨床心理学的な理解と支援について実践的な研究と理論的な研究を続けています。母子臨床からスタートして、家族というものを背景に持つ個人の発達や人生に関心を持ち、その中で生じてくるさまざまな心理的問題や困難・苦しみ・未解決の問題などに取り組んでいます。支援対象は、乳幼児から成人までと広く、病理水準的にも一時的不適応から神経症、人格障害、精神病水準までと広く扱っています。最近は、発達障害をベースに持つ方が多くなったので、認知と情緒の両方からアプローチをしています。教育相談も研究領域です。最近では、「ケース・マネジメント」という視点を重視しています。