2017年1月
「久多の花笠踊を伝える地域―1970年代の文化財調査のその後―」
『藝能史研究』
- 巻
- 号
- 第216号
- 開始ページ
- 16
- 終了ページ
- 39pp
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 藝能史研究会
毎年8月24日の晩、京都市左京区久多で行われる「久多の花笠踊」は、1972(昭和47)年に、記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財に選択され 、1973年には藝能史研究会による本格的な調査が行われ 、また京都市による記録映画も製作された 。そして、1983(昭和58)年に京都市の無形民俗文化財に指定された。その後、1997(平成9)年に国の重要無形民俗文化財に指定され(京都市の指定は解除)、現在に至っている。また、2009(平成21)年から2013年にかけて、京都府が文化庁の補助を得て「久多の花笠踊」の映像記録を製作している 。<br />
この間における研究史の整理と、今までほとんど触れられてこなかった、明治から昭和初期の報告については、すでに別稿にて詳述したところであるが 、本稿では特に、久多の花笠踊を伝える地域について、考察を加えた。
この間における研究史の整理と、今までほとんど触れられてこなかった、明治から昭和初期の報告については、すでに別稿にて詳述したところであるが 、本稿では特に、久多の花笠踊を伝える地域について、考察を加えた。
- リンク情報
-
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/40021227376
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00072450
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/028301698
- ID情報
-
- ISSN : 0386-9504
- CiNii Articles ID : 40021227376
- CiNii Books ID : AN00072450