2019年8月
【帯状疱疹の新時代-診療の基本と最新情報-】(Part1)帯状疱疹診療の基本 (総説3)帯状疱疹ワクチンの意義
Visual Dermatology
- 巻
- 18
- 号
- 9
- 開始ページ
- 891
- 終了ページ
- 895
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (株)学研メディカル秀潤社
帯状疱疹予防の臨床的意義について解説するとともに、帯状疱疹予防ワクチンについて紹介した。帯状疱疹の予防が重要な理由として、日本における帯状疱疹の発症率が年々増加していること、抗ヘルペスウイルス薬による治療の課題が挙げられる。2016年より水痘ワクチンが帯状疱疹の発症予防にも適用拡大され使用できるようになった。また、新規開発された帯状疱疹サブユニットワクチンもすでに製造販売承認を受けており、近い将来接種可能となる予定である。ただし、接種不適当者の存在、予防効果の持続性、新規サブユニットワクチンとの使い分け、定期接種化や公費助成など、多くの検討すべき課題が山積している。
- ID情報
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- ISSN : 2186-6589
- 医中誌Web ID : 2019368840