2015年4月 - 2018年3月
哺乳動物由来生化学マーカーを応用したチョウザメの雌雄判定技術開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
ベステル種およびアムール種について、当歳魚の時点から、1カ月ごとに体重、体長、生残率を測定すると同時に、血液採取を行った。生化学マーカーの定量を行ったところ、ビテロジェニン濃度に個体差が見られる傾向が認められた。しかしながら、血液採取をした個体は、飼育途中の死亡あるいは生育不良が続出し、サンプリング方法の改良が必要と考えられた。
ベステル種の1歳魚、2歳魚、雌雄判明した3歳魚についても、同様に、血液、尿を採取して、生化学マーカーの定量を行ったが、雌雄に有意な差はなく、エサ由来の環境ホルモンが影響していると考えられた。魚体が大きくなると、環境ホルモン量を考慮する必要があることが分かった。
ベステル種の1歳魚、2歳魚、雌雄判明した3歳魚についても、同様に、血液、尿を採取して、生化学マーカーの定量を行ったが、雌雄に有意な差はなく、エサ由来の環境ホルモンが影響していると考えられた。魚体が大きくなると、環境ホルモン量を考慮する必要があることが分かった。
- ID情報
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- 課題番号 : 15K07567
- 体系的課題番号 : JP15K07567