共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2018年3月

哺乳動物由来生化学マーカーを応用したチョウザメの雌雄判定技術開発

日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

課題番号
15K07567
体系的課題番号
JP15K07567
配分額
(総額)
4,940,000円
(直接経費)
3,800,000円
(間接経費)
1,140,000円

ベステル種およびアムール種について、当歳魚の時点から、1カ月ごとに体重、体長、生残率を測定すると同時に、血液採取を行った。生化学マーカーの定量を行ったところ、ビテロジェニン濃度に個体差が見られる傾向が認められた。しかしながら、血液採取をした個体は、飼育途中の死亡あるいは生育不良が続出し、サンプリング方法の改良が必要と考えられた。
ベステル種の1歳魚、2歳魚、雌雄判明した3歳魚についても、同様に、血液、尿を採取して、生化学マーカーの定量を行ったが、雌雄に有意な差はなく、エサ由来の環境ホルモンが影響していると考えられた。魚体が大きくなると、環境ホルモン量を考慮する必要があることが分かった。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K07567
ID情報
  • 課題番号 : 15K07567
  • 体系的課題番号 : JP15K07567