MISC

1984年

スチレン−ブタジエンブロック共重合体のエポキシ基を有する ビニル化合物による改質

日本ゴム協会誌
  • 奥村 城次郎
  • ,
  • 山口 幸一
  • ,
  • 横山 督

57(3), 163-170
3
開始ページ
163
終了ページ
170
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.2324/gomu.57.163
出版者・発行元
THE SOCIRETY OF RUBBER SCIENCE AND TECHNOLOGYY, JAPAN

スチレン-ブタジエンブロック共重合体をエポキシ基を有するビニル化合物により改質し, これらの架橋性, 耐熱性及び接着剤への応用について検討した. メタクリル酸グリシジル(GMA)グラフト重合物は, 各種エポキシ硬化剤により架橋することがわかり, 耐熱性が改善された. GMAグラフト重合物は軟質ポリ塩化ビニル用接着剤として有効であったが, メタクリル酸メチル(MMA)グラフト重合物よりも劣った. MMAとGMAを二段階でグラフト重合することにより接着性が大きく改善され, 耐熱性も向上した. GMAのかわりにアリルグリシジルエーテルを用いてもGMAと同様の効果があった.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2324/gomu.57.163
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130001279382
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00189720
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/2973469
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00199635342?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.2324/gomu.57.163
  • ISSN : 0029-022X
  • CiNii Articles ID : 130001279382
  • CiNii Books ID : AN00189720

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