MISC

2004年

無人月氷探査車(ローバー)モデルへの1.2kmレーザーエネルギー伝送実験

宇宙技術
  • 武田和也
  • ,
  • 河島信樹

3
開始ページ
45
終了ページ
48
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.2322/stj.3.45
出版者・発行元
THE JAPAN SOCIETY FOR AERONAUTICAL AND SPACE SCIENCES

我々は月にある氷を確認するため月の極地域にローバーを送り込み氷の直接探査を考えているが,ここで問題となってくるのがローバーのエネルギー源である.そこで半導体レーザーを光源として利用してローバーにエネルギーを伝送することを考え,実証実験を行うため月氷探査ローバーのモデルを作製し,およそ1kmの距離でエネルギー伝送可能な半導体レーザーシステムを開発した.受光素子としてGaAs太陽電池を用いて太陽電池パネルを作製し(半導体レーザーに対して実験室レベルで20%の変換効率)ローバーモデルに搭載した.実験はローバーと半導体レーザーの距離1.2kmで行われ,ローバーモデルの駆動(無線LANを用いてパソコンによる1.2km遠隔操作)を確認した.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2322/stj.3.45
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/80020757673
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00256168240?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.2322/stj.3.45
  • ISSN : 1347-3832
  • CiNii Articles ID : 80020757673

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