2004年
北海道におけるアカクローバ品種の地域適応性
日本草地学会誌
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- 巻
- 49
- 号
- 6
- 開始ページ
- 645
- 終了ページ
- 651
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.14941/grass.49.645
- 出版者・発行元
- 日本草地学会
北海道農業試験場で育成した9品種・系統と1外国品種の収量性に基づき,北海道内の5つの系統適応性検定試験場所は多雪の天北農試・北農試・新得畜試と少雪・上壌凍結の根釧・北見農試の2つに分けられた。一方,用いた10品種・系統は多雪の3場所で比較的多収となる「タイセツ」などの品種と少雪・土壌凍結の2場所で多収となる「レッドヘッド」などの品種に分けることができた。「タイセツ」などの品種は2番草以降の生育が比較的小さく,「レッドヘッド」などの品種は生育が旺盛という特徴を持っていた。収量性から見た品種の地域適応性の違いは,多雪の地帯でよく発生する菌核病に対し,「レッドヘッド」などの品種で抵抗性が低いことが原因と推定された。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.14941/grass.49.645
- ISSN : 0447-5933
- CiNii Articles ID : 110003849666
- CiNii Books ID : AN10559677