牧野 義雄

J-GLOBALへ         更新日: 19/09/16 22:18
 
アバター
研究者氏名
牧野 義雄
 
マキノ ヨシオ
URL
http://www.bpe.en.a.u-tokyo.ac.jp/
所属
東京大学
部署
大学院農学生命科学研究科(農学部)
職名
准教授
学位
博士(農学)(京都大学)
科研費研究者番号
70376565
ORCID ID
0000-0002-8635-8382

プロフィール

大学において食品関係の学問を学んだ後、香川県庁に入庁。県立農業試験場に5年間配属され、土壌肥料・植物栄養の担当となり、生産環境の側面から農業生産を支える研究に従事。生まれて初めて農産物生産にも携わることとなる。その後、県立食品試験場では青果物の流通・貯蔵、同発酵食品試験場では醤油の担当となる。その間発明した活性酸素消去能を強化した佃煮「健康つくだ煮」が商品化され、今でも店舗、通販で販売されている。2年間の行政経験を積んだ後、公募を通じて東京大学教員となる。主な業績は、数理解析による青果物包装袋内気体組成変化の予測、調整気相包装によるトマト果実の機能性強化など。現在は、可視・近赤外分光分析による青果物品質の非破壊推定、調整気相包装によるブロッコリーの機能性強化などに取り組む傍ら、自然科学分野の立場から、食品のロス・廃棄を抑制し、食料自給率をアップさせる方策について研究を進めている。

研究分野

 
 

経歴

 
2007年7月
 - 
現在
- 東京大学大学院農学生命科学研究科准教授
 
2004年7月
 - 
2007年6月
: 東京大学大学院農学生命科学研究科講師
 
2004年4月
 - 
2004年6月
: 香川県産業技術センター主任研究員
 
2002年4月
 - 
2004年3月
: 香川県商工労働部主任
 
1997年6月
 - 
2002年3月
: 香川県発酵食品試験場主任研究員
 

学歴

 
1982年4月
 - 
1986年3月
香川大学 農学部 食品学科
 

委員歴

 
2019年8月
 - 
現在
日本食品工学会  理事
 
2014年9月
 - 
現在
日本生物環境工学会  和文誌副編集委員長
 
2014年9月
 - 
現在
日本生物環境工学会  理事
 
2014年4月
 - 
現在
日本食品科学工学会  Food Science and Technology Research編集委員
 
2013年8月
 - 
2019年7月
日本食品工学会  代議員
 

受賞

 
2019年9月
日本生物環境工学会 学術賞 貯蔵環境気体組成変化に対する収穫後野菜の応答に関する生理学的研究
 
2018年6月
日本食品機械工業会 AP賞(研究者評価部門) 非破壊分析による農作物の品質評価
受賞者: 東京大学 生物プロセス工学研究室
 
2018年5月
日本農業工学会 フェロー
 
2018年1月
Organizing Committee of 2nd International Conference on Food and Agriculture Technologies Best Presentation Award Visible near-infrared hyperspectral imaging coupled with multivariate analysis and image processing for detection of yellowness in ready-to-eat pork sausages
受賞者: Feng C. H., Makino Y., Yoshimura M.
 
2017年7月
日本包装学会 ポスター賞 Mechanism of sulforaphane accumulation in a broccoli floret
受賞者: Boerzhijin S., Yoshimura M., Makino Y., Akihiro T., Sriyudthsak K., Kuwahara A., Hirai M. Y.
 

論文

 
Feng C. H., Wang W., Makino Y., García-Martín J. F., Alvarez-Mateos P., Song X. Y.
Journal of Food Engineering   257 34-43   2019年9月   [査読有り]
Makino Y., Hashizume M., Boerzhijin S., Akihiro T., Yamada T., Okazaki K.
Environmental Control in Biology   57(3) 45-51   2019年7月   [査読有り]
Taheri-Garavand A., Fatahi S., Banan A., Makino Y.
Computers and Electronics in Agriculture   159 16-27   2019年4月   [査読有り]
Yokota Y., Akihiro T., Boerzhijin S., Yamada T., Makino Y.
Food Science and Nutrition   7(2) 773-778   2019年2月   [査読有り]
Siripatrawan U., Makino Y.
Meat Science   146 26-33   2018年12月   [査読有り]

Misc

 
Taheri-Garavand A., Omid M., Fatahi S., Makino Y.
Meat Science   156 183-195   2019年10月   [査読有り]
クローズアップ!農業最新技術 有用成分スルフォラファンを増やしてブロッコリーの付加価値向上を目指す
牧野義雄
農耕と園芸   74(4) 41-44   2019年5月   [依頼有り]
メタボロミクス
牧野義雄
日本包装学会誌   27(6) 437   2018年12月   [依頼有り]
ハンカチ包装
牧野義雄
日本包装学会誌   27(6) 436   2018年12月   [依頼有り]
Feng C. H., Makino Y., Oshita S., Martín J. F. G.
Food Control   84 165-176   2018年2月   [査読有り]

書籍等出版物

 
包装学基礎講座「(13)食品包装技法の科学」
牧野義雄 (担当:共著, 範囲:1章2節「香味」、2章2「温度」・4「微生物」・6節「酸素」、3章3「防湿包装の理論」・4「酸化防止包装の理論」・5節「青果物鮮度保持包装の理論」)
日本包装学会   2019年3月   
Hyperspectral Imaging Analysis and Applications for Food Quality
Feng C. H., Makino Y., Yoshimura Y., Rodríguez-Pulido F. J. (担当:分担執筆, 範囲:Chapter 12. Recent advances for rapid detection of quality and safety of fish by hyperspectral imaging analysis)
CRC Press, Taylor & Francis Group, LLC   2019年1月   ISBN:978-1-138-63079-6
ポストハーベスト工学事典
牧野義雄 (担当:分担執筆, 範囲:1.11 クライマクテリック,4.10 MAP,4.11 機能性包装材料,8.19 プラスチック包装材料,8.20 包装)
㈱朝倉書店   2019年1月   ISBN:9784254410396
青果物の鮮度・栄養・品質保持技術としての各種フィルム・包装での最適設計
牧野義雄 (担当:監修)
(株)AndTech   2018年3月   ISBN:978-4-909118-04-2
機能性植物のビジネス事情~成分向上最新手法から栽培技術まで
牧野義雄 (担当:共著, 範囲:包装貯蔵によるトマト果実中γ-アミノ酪酸の増強)
情報機構   2016年3月   ISBN:978-4-86502-103-5

講演・口頭発表等

 
青果物品質および鮮度の定量化技術 [招待有り]
牧野義雄
技術情報協会主催セミナー「鮮度保持包材による開発事例と性能評価技術」   2019年11月13日   
Analysis of dynamic changes in metabolites in green soybeans (Glycine max (L.) Merr.) under modified atmospheres by statistical methods
Makino Y., Nishizaka A., Yoshimura M., Sotome I., Kawai K., Akihiro A.
ICEF13 International Congress on Engineering and Food   2019年9月24日   
蛍光指紋分光法による菌数推定手法の開発
杉本幹太,川崎晋,蔦瑞樹,五月女格,牧野義雄,吉村正俊
日本食品科学工学会第66回大会   2019年8月31日   
Nondestructive detection of decay in vegetable soybeans using chlorophyll fluorescence imaging during storage
Li Y.,Makino Y.,Yoshimura M.,Sotome I.
日本食品科学工学会第66回大会   2019年8月31日   
擬似微小重力環境が収穫後発芽野菜の品質変化に及ぼす影響
牧野義雄,一ノ瀬幹司,吉村正俊,五月女格,河原裕美,弓削類
日本食品科学工学会第66回大会   2019年8月31日   

担当経験のある科目

 

Works

 
低塩加工調味料の衛生管理に関する研究
牧野義雄   その他   1999年4月 - 2001年3月
醤油を主原料とし、低塩分で、高濃度の天然物由来の旨味を含むストレートタイプのめんつゆの腐敗原因菌を分離・同定し、汚染ルートを解明。衛生管理を目的とし、保存条件と腐敗進行の関係式を研究開発。
醤油粕の家畜飼料への有効利用に関する技術開発
牧野義雄   その他   1997年6月 - 2000年3月
醤油工場から排出される醤油搾り粕を脱塩・乾燥し、肉牛の飼料として再利用する技術を開発。フィールド試験にて肉牛に給与した結果、枝肉量、価格とも通常の飼料を与えた場合と同等であることを確認。
青果物鮮度保持包装条件の最適化に関する研究
牧野義雄   コンピュータソフト   1991年6月 - 1998年3月
青果物の呼吸反応を物理化学的にモデル化し、実際のデータと適合することを実証。高分子フィルム、生分解性フィルム(キトサン等を素材とする)、微細孔フィルムのガス透過速度も併せてモデル化し、これらの資材で包装した場合に、袋内ガス組成の経時変化を予測することが可能であることを証明。画像解析等色彩測定により、内容物の外観の変化を環境条件(ガス組成、温度)から予測する手法を研究開発。以上の知見に基づき、遺伝的アルゴリズム等を利用して、保存に適する包装条件を迅速に選択する手法を開発(ソフトウエアーを試作)。
圃場の地力保全及び農作物の施肥法に関する研究
牧野義雄   その他   1986年5月 - 1991年5月
堆肥、地力増進作物、粘土鉱物(ゼオライト等)の施用による圃場の地力の維持・向上効果と農作物に対する効果的な施肥法を研究。

競争的資金等の研究課題

 
クロロフィル蛍光画像解析による緑色野菜の非破壊鮮度診断
(公財)飯島藤十郎記念食品科学振興財団: 外国人留学生研究助成
研究期間: 2019年4月 - 2020年3月    代表者: 牧野義雄・李玉
可視・近赤外分光イメージングと深層学習を併用した食肉加工品のスマート品質管理
(公財)伊藤記念財団: 平成30年度研究助成
研究期間: 2018年4月 - 2019年3月    代表者: 牧野義雄・フォン C. H.
微細孔袋包装貯蔵による高品質ケールの作出
(公財)飯島藤十郎記念食品科学振興財団: 外国人留学生研究助成
研究期間: 2018年4月 - 2019年3月    代表者: 牧野義雄、ボルジギン S.
メタボロミクスと人工知能を併用した野菜の最適包装貯蔵システムの開発
(一財)東和食品研究振興会: 2018年度学術奨励金
研究期間: 2018年4月 - 2019年3月    代表者: 牧野義雄
日本学術振興会: 科学研究費補助金 特別研究員奨励費
研究期間: 2016年9月 - 2019年3月    代表者: 牧野義雄・フォン C. H.

特許

 
特許6495012 : アブラナ科の野菜に含まれるスルフォラファンを増量する方法
牧野義雄,西村雄斗,大下誠一,秋廣高志,溝添孝陽
特許5401020 : トマトの鮮度保持用包装袋及びトマトの保存方法
田中敦、牧野義雄
特許5386752 : 微生物の数または量を測定する方法および装置
大下誠一、川岸誠司、牧野義雄、川越義則、大戸尚美、篠崎聡、比留間直也
特許5171366 : 鮮度測定方法および鮮度測定装置
大下誠一、叶旭君、牧野義雄、川越義則、篠崎聡、比留間直也
特許3823791 : 活性酸素消去能の高い佃煮及びその製造法
岡﨑賢志、牧野義雄