論文

2006年

The Effect of the Time of Fruit Harvest on Flower Formation and Carbohydrate Contents in Shoots of Wase Satsuma Mandarin Trees

J.Japan.Soc.Hort.Sci.
  • 矢羽田 第二郎
  • ,
  • 松本 和紀
  • ,
  • 牛島 孝策

75
1
開始ページ
32
終了ページ
37
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.2503/jjshs.75.32
出版者・発行元
園藝學會

収穫期の相違と7月の早期全摘果がワセウンシュウ'興津早生'の切り枝から発生する花らい数と炭水化物含量に及ぼす影響を調査した.秋冬季まで結果させた樹の春枝では, 秋季の花成誘導が早期全摘果樹の夏枝に比べて遅れることが示唆された.早期全摘果樹と早期収穫樹(10月中旬)では秋冬季の花芽形成が促進され, 切り枝の花らい数が3月中旬まで顕著に増加した.一方, 慣行収穫樹(11月中旬)や晩期収穫樹(12月中旬, 1月中旬)の春枝は花らいの発生が少なく, 1月以降徐々に増加した.早期全摘果樹と早期収穫樹は, 11月中旬以降に収穫した樹に比べて秋冬季に結果母枝のデンプン含量が顕著に増加した.ワセウンシュウでは11月中旬以降の結果負担により春枝のデンプン集積が劣り, 秋冬季に形成される花芽数も少なくなるものと考えられた.

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DOI
https://doi.org/10.2503/jjshs.75.32
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003480009
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http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00025257
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/7802120
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http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10470715
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http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010721646 本文へのリンクあり
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  • DOI : 10.2503/jjshs.75.32
  • ISSN : 0013-7626
  • ISSN : 1880-358X
  • CiNii Articles ID : 110003480009
  • CiNii Books ID : AN00025257

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