2015年4月 - 2018年3月
頭部CT画像の解析による頭蓋・顔写真スーパーインポーズ法および復顔法の高度化
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 15K07249
- 体系的課題番号
- JP15K07249
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 4,940,000円
- (直接経費)
- 3,800,000円
- (間接経費)
- 1,140,000円
- 資金種別
- 競争的資金
計64名(男性42、女性22)から頭部CT画像を収集して頭蓋骨と頭部表面の距離、頭蓋各部位と顔の各部位の位置に関する3次元的検討を行い、スーパーインポーズ法の高度化と3次元的な復顔法の開発を試みた。CTデータから得られた頭蓋骨に対して、38点の特徴点を基に40,962頂点からなる相同モデルを作製した。各相同モデルの各頂点と頭部表面との距離を得て、これらを平均化して任意の頭蓋に適用することで3次元的な復顔法が実現した。検討の過程では、頭蓋と頭部表面形状の平均形状が得られ、今後、スーパーインポーズ法で参照する貴重な資料となった。本研究により、スーパーインポーズ法と復顔法の信頼性が科学的に向上した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 15K07249
- 体系的課題番号 : JP15K07249