2007年 - 2009年
印影鑑定アルゴリズムの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
印影鑑定において鑑定人が用いている鑑定手法および鑑定に関する知識を明らかにした。鑑定人が用いている知識は、印面の彫刻方法や文字デザインなど工業製品としての印章に関する知識、押印行為に伴う色材の特徴に関する知識、押印条件の変化に伴う印影の個体内変動であった。スクリプト分析により鑑定プロセスを分析した結果、鑑定人はこれらの知識を状況に応じて優先順位を変化させて使用していることが分かった。
- ID情報
-
- 課題番号 : 19500185
- 体系的課題番号 : JP19500185