2013年4月 - 2017年3月
知覚情報の筆者識別への応用に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
筆者識別は,一般人も容易に行っていることから,筆跡鑑定の専門性を分析した.
筆跡鑑定専門家8名と一般人20名に,画像を分類する課題と6個の筆跡を似たもの同士に分類する課題を行わせ,課題遂行中の視線の動き,観察時間,注視箇所を比較した.
専門家は,筆跡の観察時間が一般人より有意に長く,注視箇所は多くの箇所を均等に観察していた.以上より,専門家は,多くの情報源を意思決定に用いていることがわかった.
筆跡鑑定専門家8名と一般人20名に,画像を分類する課題と6個の筆跡を似たもの同士に分類する課題を行わせ,課題遂行中の視線の動き,観察時間,注視箇所を比較した.
専門家は,筆跡の観察時間が一般人より有意に長く,注視箇所は多くの箇所を均等に観察していた.以上より,専門家は,多くの情報源を意思決定に用いていることがわかった.
- ID情報
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- 課題番号 : 25330275
- 体系的課題番号 : JP25330275