2016年10月
水稲うるち玄米の整粒と不良粒中の放射性Cs濃度の比較による玄米への放射性セシウム移行時期の推定
Radioisotopes
- ,
- 巻
- 65
- 号
- 10
- 開始ページ
- 415
- 終了ページ
- 420
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.3769/radioisotopes.65.415
- 出版者・発行元
- 日本アイソトープ協会
<p>水稲(<i>Oriza sativa</i>)の玄米中に含まれる食用に不適当な穀粒について,籾殻付きを未熟粒,変色や変形したものを不良粒として分類し,<sup>137</sup>Cs濃度に差が生じるのかどうか調査した。未熟粒の千粒重は整粒の95%であり,やや未熟であったが,<sup>137</sup>Csについては同程度の濃度であった。一方,不良粒は14%ほど<sup>137</sup>Cs濃度が低く,受粉後の穀粒発育過程での不良がCsの穀粒への移行に影響しているものと考えられた。</p>
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.3769/radioisotopes.65.415
- ISSN : 0033-8303
- J-Global ID : 201702259019241286
- CiNii Articles ID : 40020979910
- CiNii Books ID : AN00351589
- identifiers.cinii_nr_id : 9000003068215