本学研究科は平成１７年度に開設されたばかりであるが、この変革の大波は本学研究科にも例学なく押し寄せる。グルーバル３０プログラムの実施拠点に選定されたのを機に、本学研究科の中長期的な教育研究戦略を検討してみた。まず、本学研究科のミッション、周囲の期待、周辺状況、戦力を分析した。それを踏まえて、教育活動と研究活動に分けて、生き残りのために何をどうすべきかを検討した。教育活動にあっては、グルーバル３０とポストグローバル３０を見据えて、国際化のニーズに耐えうる教育システムについて検討した。研究活動については、地球環境学を標榜する研究科として教授陣の研究分野の多様性を活かした研究プロジェクトの立案を提案した。このような研究を通じて本学研究科のプレゼンスを世界に向けて発信できる。