井上 和秀
井上 和秀 (Kazuhide Inoue)
更新日: 09/28
基本情報
- 所属
- 九州大学 高等研究院 (特別主幹教授)
- 学位
-
Ph.D.
- J-GLOBAL ID
- 200901074396795037
- researchmap会員ID
- 0000041138
- 外部リンク
ATP受容体の生理機能、グリア-ニューロン相互作用、グリア細胞の病態生理機能などについて研究している。2003年 (Nature)、2005年(Nature)に、脊髄ミクログリアがシナプス伝達を変調し、それが神経障害性疼痛の主症状アロディニア(allodynia,異痛症) の発症メカニズムであることを発表して以来、「ミクログリアと疼痛」に関する発表論文数が指数関数的に増加し、世界的潮流となった。ごく最近、ミクログリアには悪玉ばかりでなく、あるサブセットは神経障害性疼痛治癒に貢献する善玉もいることを明らかにした (Science 2022)。中枢での疼痛制御にアストロサイトの重要性も新たに見いだし、過去には静的なグリア集団が実に多様に能動的に中枢機能を制御していることを明らかにしつつある。
研究キーワード
5研究分野
1経歴
11-
2020年10月 - 現在
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2014年10月 - 2020年9月
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2011年8月 - 2016年3月
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2009年5月 - 2016年3月
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2005年1月 - 2014年9月
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2010年4月 - 2014年3月
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2000年4月 - 2005年1月
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1978年4月 - 2005年1月
学歴
4-
1975年3月
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1973年3月
主要な論文
248-
Science (New York, N.Y.) 376(6588) 86-90 2022年4月
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Nature neuroscience 23(11) 1376-1387 2020年11月
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NATURE COMMUNICATIONS 9(1) 2018年5月14日 査読有り
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NATURE REVIEWS NEUROSCIENCE 19(3) 138-152 2018年3月 査読有り
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NATURE COMMUNICATIONS 7 2016年10月14日 査読有り
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NATURE COMMUNICATIONS 7 2016年8月 査読有り
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NATURE COMMUNICATIONS 7 11697 2016年5月 査読有り
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NATURE MEDICINE 21(8) 927-931 2015年8月 査読有り
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NATURE COMMUNICATIONS 5 2014年5月 査読有り
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NATURE COMMUNICATIONS 4 1532 2013年2月 査読有り
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NATURE 446(7139) 1091-1095 2007年4月
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Nature 438 438(7070) 1017-1021 2005年12月
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NATURE 424(6950) 778-783 2003年8月
MISC
234-
Journal of Pharmacological Sciences 149(3) 73-80 2022年7月
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Purinergic Signalling 17(1) 41-47 2021年3月
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Current Opinion in Pharmacology 47 33-39 2019年8月
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Open Biology 8(11) 2018年11月1日
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JOURNAL OF NEUROCHEMISTRY 142 85-85 2017年8月
-
Pain Research 32(2) 120-120 2017年6月
-
YAKUGAKU ZASSHI-JOURNAL OF THE PHARMACEUTICAL SOCIETY OF JAPAN 137(5) 563-569 2017年5月
-
Proceedings of the Japan Academy. Series. B, Physical and biological sciences 93(4) 174-182 2017年4月
-
生体の科学 66(6) 556-560 2015年11月
-
GLIA 63 E352-E352 2015年8月
-
末梢神経 25(2) 347-347 2014年12月
-
JOURNAL OF PHARMACOLOGICAL SCIENCES 124 56P-56P 2014年
-
JOURNAL OF PHARMACOLOGICAL SCIENCES 124 124P-124P 2014年
-
JOURNAL OF PHARMACOLOGICAL SCIENCES 124 125P-125P 2014年
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JOURNAL OF PHARMACOLOGICAL SCIENCES 124 147P-147P 2014年
-
Science Translational Medicine 6 2014年1月1日
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臨床整形外科 48(12) 1185-1190 2013年12月
-
日本薬理學雜誌 = Folia pharmacologica Japonica 141(6) 355 2013年6月1日
-
JOURNAL OF INVESTIGATIVE DERMATOLOGY 133 S115-S115 2013年5月
-
薬学雑誌 133(10) 1035-1039 2013年
所属学協会
6共同研究・競争的資金等の研究課題
19-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 2017年4月 - 2019年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 2015年11月 - 2018年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2014年4月 - 2018年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 2013年6月 - 2018年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(S) 2011年4月 - 2016年3月
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 2010年4月 - 2016年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2011年4月 - 2014年3月
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日本学術振興会 科学研究費補助金(学術創成研究費) 学術創成研究費 2006年 - 2010年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 特定領域研究 2003年 - 2007年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(S) 2006年 - 2006年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 2003年 - 2005年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 1999年 - 2002年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 1996年 - 1998年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 1997年 - 1997年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A) 1995年 - 1996年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 国際学術研究 1994年 - 1995年
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 奨励研究(A) 1984年 - 1984年
-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 奨励研究(A) 1983年 - 1983年