桑形 恒男

大学では気象学を専攻し、現在は農業生態系における大気環境変動や、作物の環境応答に関する研究を行なっています。主な研究テーマは以下の通りです。
１．地球温暖化や気候変動が作物生産に及ぼす影響に関する研究。
２．水田を中心とした植物群落の蒸発散量や熱収支、水利用効率などの高精度な推定のための、群落微気象プロセスに関する実験ならびに理論的な研究。
３．植物の吸水・蒸散プロセスにおよぼす、根圏物理環境の影響と根の役割に関する水分生理学的な研究（アクアポリンの機能に着目）。
４．起伏地形上に発達する熱的局地循環や土地利用形態の変化が、農耕地などの局地気象環境の形成におよぼす影響に関する研究。