MISC

1989年

Evaluation of the pathogenicity and immunogenicity of vaccinia virus to piglets

The Japanese Journal of Veterinary Science, Vol.51, No.1, pp.96-104 (Feb. 1989)
  • 今田 忠男
  • ,
  • 川村 斉
  • ,
  • 西森 知子
  • ,
  • 村田 英雄
  • ,
  • 成田 實
  • ,
  • 本多 喜員
  • ,
  • 石垣 克至

51
1
開始ページ
96
終了ページ
104
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1292/jvms1939.51.96
出版者・発行元
JAPANESE SOCIETY OF VETERINARY SCIENCE

ワクシニアウイルスが,豚で組換えウイルスワクチンとして利用可能か否かを知るために,ワクシニアウイルスの子豚に対する病原性及び免疫原性を検討した.ワクシニアウイルスを乱切接種したところ,接種部分に発赤腫脹が認められたのみで,体温の上昇,発育不良等の臨床症状は全く認められなかった.ワクシニアウイルスは,病変部皮膚から分離されたが,その力価は低かった.接触対照群においても,5週間の観察期間中,臨床症状は認められなかった.また,ワクシニアウイルスに対する豚血清中の抗体は,血球凝集抑制試験及び間接蛍光抗体法により,ウイルス接種群にのみで検出され,接触対照群では陰性であった.豚末梢血リンパ球の特異抗原に対する幼若化反応は,接種後5週において,接種群のリンパ球は接触対照群のリンパ球より有意(P<0.05)に高い反応性を示した.これらの結果は,ワクシニアウイルスが安全性の観点から,豚で組換えウイルスベクターとして有用であることを示唆した.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1292/jvms1939.51.96
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130003482171
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00173467822?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.1292/jvms1939.51.96
  • ISSN : 0021-5295
  • CiNii Articles ID : 130003482171

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