共同研究・競争的資金等の研究課題

2013年4月 - 2016年3月

環境ストレス応答と生長制御ネットワークのクロストークの解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)  基盤研究(A)

課題番号
25251031
配分額
(総額)
47,320,000円
(直接経費)
36,400,000円
(間接経費)
10,920,000円

乾燥ストレス時に植物の生育を抑える転写ネットワークを解明するために、乾燥によって負に制御される二つ転写因子(PIF4, GLK)に着目した。光形態形成を制御するPIF4の遺伝子発現は乾燥ストレス条件下で抑制される。PIF4遺伝子のプロモーター解析を行い、転写活性化領域及び乾燥による転写抑制領域を同定した。また、活性化領域に結合して転写を活性化する転写因子PBP1を同定した。一方、光合成関連遺伝子プロモーターを解析して、転写を活性化するシス領域としてGLK結合サイトを同定した。GLK遺伝子は乾燥によってその発現が抑制されたことから、光合成関連遺伝子の発現抑制の制御に関わっていると考えられた。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-25251031/25251031seika.pdf
ID情報
  • 課題番号 : 25251031