2017年6月
地下水位制御システムを利用した地下灌漑時における湿潤域・地下水位の経時変化と水収支
農業農村工学会論文集
- ,
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 85
- 号
- 304
- 開始ページ
- I_129
- 終了ページ
- I_135
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.11408/jsidre.85.I_129
- 出版者・発行元
- 農業農村工学会
地下水位制御システム(FOEAS)に関する研究は主に転作作物でみられるが,稲作での事例はほとんどない.本研究ではFOEAS圃場において不耕起V溝直播栽培の生育初期に地下灌漑の広がりを視覚的に捉えつつ,地下水位変化と水収支を測定した.その結果,地下灌漑では圃場全体を均一に灌漑できる一方,灌漑開始直後は場所による地下水位の上昇傾向が異なることを示した.また,水位制御器の水位を田面下に設定すると,水位管理器がない場合には,圃場外に直接流出する用水が増えることを留意点として示した.
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.11408/jsidre.85.I_129
- ISSN : 1882-2789
- CiNii Articles ID : 40021280035
- CiNii Books ID : AA12240517