基本情報

所属
東京海洋大学 食品生産科学部門 教授
学位
水産学博士(旧東京水産大学)

J-GLOBAL ID
200901051916174731

主な研究テーマの概要
(1)未利用・低利用資源の有効利用技術開発
主に水産物の食品素材化に関する研究を行った。特に、冷凍すり身製造時に不要成分として除去される水溶性タンパク質の利用研究、に高い乳化機能を見出し,脂肪を高濃度に含有する乳化すり身の製造技術の開発に取り組んだ。このほか,畜肉様の食感をもつ魚肉タンパク素材(マリンビーフ)の開発,オキアミを利用したカニ肉様食品の開発,冷凍すり身製造の水晒し工程で排出される魚肉水溶性タンパク質の回収利用技術開発,日本近海の低・未利用魚介類のすり身化技術開発、エチゼンクラゲの高度利用技術開発、水産加工残滓コラーゲンの利用技術開発など,低未利用資源の有効利用のための実用化研究を多数実施した。(~2008)
(2)水産物の安全・安心の確保に向けた技術開発
消費者の食の安全・安心への関心が高まる中、JAS法で表示が義務化された「魚種名」「原産地」「天然・養殖」「生鮮・解凍」の判別を検証する技術開発を目指し、農林水産技術会議プロジェクト研究「安全で信頼性・機能性が高い食品・農産物提供のための評価・管理技術の開発」において研究を実施するとともに、水産分野のチームリーダーを務めた(~2008)。
(3)水産物の高付加価値化に向けた取り組み (~現在)
水産物の品質評価、品質向上に向けた取り組みとして、「原魚の鮮度が凍結マグロの品質及ぼす影響の解明」、「凍結・解凍過程の解明による魚肉品質制御技術の開発」、「日本型水産業に対応したトレーサビリティシステムの研究開発」等、凍結赤身魚の流通に関わる諸々の問題解決のための研究に取り組んだ。また、2011年以降は、東北マリンサイエンス研究事業や農林水産省の震災復興プロジェクト研究等を通じ、水産物の付加価値向上に関する研究として、「凍結により損傷を受けやすい練製品の凍結耐性の向上に関する研究」、「塩漬魚肉の凍結耐性向上に関する研究」などを推進するとともに、産官学のチームリーダーとして「魚油乳化技術」、「通電加熱技術を宮城県・岩手県の被災地域に導入するための取り組みを積極的に実施した。
(4)水産物の品質評価技術の開発に関する研究(~現在)
水産物の品質評価の迅速化・簡便化に向けて、近赤外分析や蛍光指紋分析による水産物の非破壊評価に取り組んでいる。また、水産物の物性と呈味性の関係についての研究も実施した。

論文

  115

MISC

  36

書籍等出版物

  37

講演・口頭発表等

  21

共同研究・競争的資金等の研究課題

  11