2017年
係留船舶の長周期動揺低減システムの実証試験及び効果の推定
土木学会論文集B3(海洋開発)
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 73
- 号
- 2
- 開始ページ
- I_797
- 終了ページ
- I_802
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/jscejoe.73.I_797
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
高知港三里地区岸壁(-12m)は,防波堤整備の完了前に供用開始した施設であり,船舶係留中に長周期波によるものと思われる荷役障害が発生している.このため,防波堤完成までの暫定的な対策として,船舶の係留系とは別に,陸上側に岸壁に高強度の係留索(テトロンダイニーマ索)を擁したウィンチを装備する「長周期動揺低減システム」(以下,「本システム」という)を設置し,実証試験を行った.本システムは,係留系の固有周期を長周期波の卓越周期からずらして共振を抑制するものである.本論文は,平成26~27年度にかけて5回にわたり現地岸壁に係留荷役中の船舶に対して行った実証試験の結果を報告するとともに,その結果から本システムの効果を推定することを目的としたものである.
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.2208/jscejoe.73.I_797
- ISSN : 2185-4688
- eISSN : 2185-4688
- J-Global ID : 201702289131623815
- CiNii Articles ID : 130005995572
- CiNii Research ID : 1390001205352977920