2014年7月 - 2019年3月
島弧地殻における変形・断層すべり過程のモデル構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 新学術領域研究(研究領域提案型)
本研究では、2011年東北沖地震前後の地殻変動や内陸地震の発生場を数値モデルにより再現し、理解を深めた。(1) 東北沖地震後の余効変動の解析・モデル化を行った。また、東北沖地震前の約100年間における前弧の沈降、及び地震前後の応力変動を再現した。(2) 日本列島の地殻変動データを解析し、歪集中域の分布や西南日本における主要な断層運動を明らかにした。また、内陸の各地域の歪集中過程が、熱異常、地殻流体及び地質構造に支配されていることを明らかにした。(3) 脆性塑性遷移や圧力溶解クリープ等の断層レオロジーを考慮した地震発生サイクル、及び最近発生した内陸大地震の動的破壊過程のモデル化に成功した。
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- 課題番号 : 26109007
- 体系的課題番号 : JP26109007
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