2017年4月 - 2020年3月
生産・加工空間におけるストレス操作によるカンキツ成分制御法の確立
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
ウンシュウミカン’を対象に栽培過程で,かん水量を減らす水分ストレス,収穫果実を恒温で維持する温度ストレス,果皮に規定波長の光を照射する光ストレスを実施した。その結果,栽培期間中のストレス付与により糖・酸の成分変動を生じさせることが可能であること,カロテノイド類などの有用な機能性成分変動を制御できることを明らかにした。
また,ウンシュウミカン全果を原料とする粉末加工特性を微細湿式粉砕MWMによる粉砕と噴霧乾燥による加熱により実験的に解析した。その結果,粉砕・噴霧乾燥のストレスを経ても,材料の機能性成分を大きく損なうことなく,ウンシュウミカン全果を粉末にできることが明らかとなった。
また,ウンシュウミカン全果を原料とする粉末加工特性を微細湿式粉砕MWMによる粉砕と噴霧乾燥による加熱により実験的に解析した。その結果,粉砕・噴霧乾燥のストレスを経ても,材料の機能性成分を大きく損なうことなく,ウンシュウミカン全果を粉末にできることが明らかとなった。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 17H03891
- 体系的課題番号 : JP17H03891