2002年
搾乳牛の放牧草採食量に放牧草の量と栄養価、補助飼料摂取量、乳量および草種が及ぼす影響。
日本草地学会誌
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- 巻
- 48巻 4号 352-357
- 号
- 4
- 開始ページ
- 352
- 終了ページ
- 357
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.14941/grass.48.352_1
- 出版者・発行元
- 日本草地学会
搾乳牛の放牧草採食量に影響する要因を解明するため,昼夜別々の草地に,昼夜込みでha当たり2頭の搾乳牛を放牧し,群単位で放牧草採食量を測定した。放牧草の可消化養分総量(TDN)含有率と供試牛の放牧草からのTDN摂取量は,放牧期間平均で,順に,68%以上,約50%であった。放牧草採金量は草量の影響を最も受け,その増加に伴い増加し,補助飼料摂取量が増すと減少した。放牧草のTDN含有率と草種の影響は小さく,乳量の影響はなかった。1日輪換放牧を行った草地では,割り当て草量(乾物kg/体重100kg)が8kg未満の場合,割り当て草量と放牧草からのTDN摂取量との間に正比例関係が認められた。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.14941/grass.48.352_1
- ISSN : 0447-5933
- CiNii Articles ID : 110003849531
- CiNii Books ID : AN10559677