唐澤敏彦 (Toshihiko Karasawa) - マイポータル

基本情報

所属: 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構中日本農業研究センター　温暖地野菜研究領域グループ長補佐

学位: 農学博士(東北大学)

研究者番号: 70414753
J-GLOBAL ID: 200901030036513130
researchmap会員ID: 0000050690

緑肥の導入や輪作順序の改善によって、土壌の物理性・化学性・生物性を改良し、畑作物や野菜の養分吸収を増やすことを目指して研究しています。特に、緑肥の導入などが、土壌中の有用微生物を増やす効果に着目し、リン酸を始めとする化学肥料の削減を検討しています。

研究キーワード

研究分野

ライフサイエンス / 植物栄養学、土壌学 /

経歴

2021年4月 - 現在

農業・食品産業技術総合研究機構中日本農業研究センター, グループ長補佐
2019年4月 - 2021年3月

農業・食品産業技術総合研究機構中央農業研究センター, グループ長
2016年4月 - 2019年3月

農業・食品産業技術総合研究機構, 中央農業研究センター, 上級研究員
2007年10月 - 2016年3月

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 中央農業総合研究センター, 主任研究員
2005年 - 2007年

農林水産省農林水産技術会議事務局研究調査官
2002年 - 2005年

北海道農業研究センター主任研究官
2001年 - 2002年

北海道農業研究センター研究員
2001年 - 2002年

Researcher, National Agricultural Research
2002年

- Senior Researcher, National Agricultural Research
1993年 - 2001年

北海道農業試験場研究員
1993年 - 2001年

Researcher, Hokkaido National Agricultural
1993年

農業研究センター研究員
1993年

Researcher, National Agricultural Research Center
Center for Hokkaido Region
Experiment Station

学歴

受賞

2002年

第1回日本農学進歩賞
2002年

第20回日本土壌肥料学会奨励賞
2002年

The progress Award, Japanese Society of Agriculture
2002年

The progress Award, Japanese Society of Soil Science and Plant Nutrition

論文

P6-2-10 緑肥と堆肥の施用が減化学肥料栽培したキャベツに及ぼす影響（6-2 畑地土壌肥沃度 2023年度愛媛大会）

唐澤敏彦, 夜舩友咲, 森伸介, 徳田進一

日本土壌肥料学会講演要旨集 69 104-104 2023年9月4日
Predicting arbuscular mycorrhizal fungal colonization of soybean in farmers’ fields by using infection unit density

Ryo Ohtomo, Sho Morimoto, Kazunari Nagaoka, Toshihiko Karasawa, Takuji Nakamura, Norikuni Oka

Soil Science and Plant Nutrition 69(1) 10-18 2022年12月1日
4 土壌環境ストレスがフザリウム属菌nit 変異株の生残に与える影響（関東支部講演会，2019年度各支部会）

星光輝, 唐澤敏彦, 大友量, 橋本知義, 西澤智康

日本土壌肥料学会講演要旨集 66 215-215 2020年9月1日
3-1-42 農耕地利用の強度に応答したアーバスキュラー菌根菌群集の収斂と多様性の維持機構（3-1 土壌生物の生態と機能 2020年度岡山大会）

丹羽理恵子, 小八重善裕, 大友量, 林正紀, 唐澤敏彦, 神山拓也, 丸山隼人, 江沢辰広, 佐藤修正, 平川英樹 …

日本土壌肥料学会講演要旨集 66 34-34 2020年
3-1-40 農法や土壌化学性が土着菌根菌の多様性に及ぼす影響（3-1 土壌生物の生態と機能 2020年度岡山大会）

大友量, 福永亜矢子, 唐澤敏彦

日本土壌肥料学会講演要旨集 66 34-34 2020年
Soil faunal effect on plant litter decomposition in mineral soil examined by two in-situ approaches: Sequential density-size fractionation and micromorphology

Nakatsuka Hiroko, Karasawa Toshihiko, Ohkura Toshiaki, Wagai Rota

GEODERMA 357 2020年1月1日査読有り
有機栽培野菜畑土壌における施用有機物の窒素無機化特性 I.有機栽培・転換中・慣行栽培の土壌に添加した米ぬかからの窒素無機化量の違い

唐澤敏彦, 長岡一成, 浦嶋泰文, 橋本知義

日本土壌肥料学雑誌 89(4) 321‐325 2018年8月5日
有機栽培野菜畑土壌における施用有機物の窒素無機化特性 II.有機・慣行栽培の土壌における窒素無機化量の資材間の比較

唐澤敏彦, 須賀有子, 須賀有子, 浦嶋泰文, 橋本知義

日本土壌肥料学雑誌 89(4) 326‐329 2018年8月5日
Inoculum effect of arbuscular mycorrhizal fungi on soybeans grown in long-term bare-fallowed field with low phosphate availability

Hayashi Masaki, Niwa Rieko, Urashima Yasufumi, Suga Yuko, Sato Shusei, Hirakawa Hideki, Yoshida Shigenobu, Ezawa Tatsuhiro, Karasawa Toshihiko

Soil Science and Plant Nutrition 64(3) 306-311 2018年5月4日査読有り
42 点滴灌水同時施肥に地下水窒素を利用した減肥可能性の検証（関西支部講演会，2017年度各支部会）

松森堅治, 清水裕太, 渡邊修一, 笠原賢明, 向井章恵, 志村もと子

日本土壌肥料学会講演要旨集 64 292-292 2018年
ATP測定キットを用いた簡易迅速な土壌微生物バイオマス評価法

浦嶋泰文, 唐澤敏彦, 中塚博子, 林正紀, 徳田進一

日本土壌肥料学雑誌 88(4) 336‐338 2017年8月5日
塩基配列解析に基づいた茨城県つくば市の露地野菜農家圃場における中性メタロプロテアーゼ生産細菌群集構造の解析

須賀有子, 長岡一成, 唐澤敏彦, 橋本知義

土と微生物 71(1) 18‐23 2017年4月1日
Compost in pellet form and compost moisture content affect phosphorus fractions of soil and compost

Shigeru Takahashi, Hirotaka Ihara, Toshihiko Karasawa

SOIL SCIENCE AND PLANT NUTRITION 62(4) 399-404 2016年8月査読有り
P6-2-7 ATP 簡易測定による土壌バイオマス推定法の開発（ポスター，6-2 畑地土壌肥沃度，2016年度佐賀大会）

浦嶋泰文, 徳田進一, 長岡一成, 唐澤敏彦, 須賀有子, 林正紀, 中塚博子, 橋本知義

日本土壌肥料学会講演要旨集 62 111-111 2016年
Introduction of various cover crop species to improve soil biological P parameters and P uptake of the following crops

Toshihiko Karasawa, Shigeru Takahashi

Nutrient Cycling in Agroecosystems 103(1) 15-28 2015年9月22日査読有り
Trends of lettuce and carrot yields and soil enzyme activities during transition from conventional to organic farming in an Andosol

Toshihiko Karasawa, Masako Takebe, Fumio Sato, Michio Komada, Kazunari Nagaoka, Makoto Takenaka, Yasufumi Urashima, Seiichi Nishimura, Shigeru Takahashi, Naoto Kato

SOIL SCIENCE AND PLANT NUTRITION 61(2) 295-311 2015年3月査読有り
Community of Arbuscular Mycorrhizal Fungi in Soybean Roots after Cultivation with Different Cropping Systems

Tomoko Kojima, Norikuni Oka, Toshihiko Karasawa, Keiki Okazaki, Shotaro Ando, Masako Takebe

JARQ-JAPAN AGRICULTURAL RESEARCH QUARTERLY 48(3) 279-290 2014年7月査読有り
Contribution of nitrous oxide emission from soil covered with plastic mulch film in vegetable field

Seiichi Nishimura, Michio Komada, Masako Takebe, Shigeru Takahashi, Seiichiro Yonemura, Toshihiko Karasawa, Fumio Sato, Naoto Kato

JOURNAL OF AGRICULTURAL METEOROLOGY 70(2) 117-125 2014年6月査読有り
有機栽培転換期における土壌無機態窒素の推移と堆肥施用がニンジン,レタス収量に及ぼす影響

建部雅子, 唐澤敏彦, 駒田充生, 佐藤文生, 西村誠一, 高橋茂, 加藤直人

農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター研究報告 (21) 25-49,51 2014年3月14日
Relationships between ammonia oxidizers and N2O and CH4 fluxes in agricultural fields with different soil types

Hiroko Akiyama, Sho Morimoto, Kanako Tago, Yuko T. Hoshino, Kazunari Nagaoka, Masatsugu Yamasaki, Toshihiko Karasawa, Makoto Takenaka, Masahito Hayatsu

SOIL SCIENCE AND PLANT NUTRITION 60(4) 520-529 2014年査読有り

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MISC

128

窒素固定エンドファイト(Bradyrhizobium sp.AT1)を接種したサツマイモ地下部のメタボローム解析

塔野岡(寺門)純子, 岡崎圭毅, 田中福代, 唐澤敏彦, 大脇良成

日本土壌肥料学会講演要旨集(Web) 68 2022年
農法が異なる野菜畑土壌に施用した有機物の肥料効果の違い

唐澤敏彦

再生と利用 43(162) 55-60 2019年11月
有機栽培転換期間中の土壌の微生物活性とニンジン・レタスの収量 (特集最近の土壌病害、センチュウ害の診断と対策(その8)有機栽培、特別栽培における土壌病害虫抑制)

唐澤敏彦

土づくりとエコ農業 51(5) 19-24 2019年8月
冬作緑肥の導入が土壌の物理性に及ぼす影響-土壌深度別のち密度,作土の耐水性団粒,耕盤層の透水係数に及ぼす効果-

唐澤敏彦, THAWDA Win Khin, 中野恵子, 大友量, 浦嶋泰文, 久保寺秀夫, 江波戸宗大

日本土壌肥料学会講演要旨集(Web) 65 2019年
P6-2-5 冬作緑肥の導入が土壌の物理性に及ぼす影響－土壌深度別のち密度，作土の耐水性団粒，耕盤層の透水係数に及ぼす効果－（6-2 畑地土壌肥沃度，2019年静岡大会）

唐澤敏彦, Win Khin Thawda, 中野恵子, 大友量, 浦嶋泰文, 久保寺秀夫, 江波戸宗大

日本土壌肥料学会講演要旨集 65 101-101 2019年
P6-2-3 緑肥の連用が土壌のリン酸代謝関連微生物と後作物の生育に及ぼす影響－異なるリン酸施肥レベルでの後作コマツナ収量と土壌のリン酸代謝関連微生物の経年変化－（ポスター，6-2 畑地土壌肥沃度，2018年度神奈川大会）

唐澤敏彦, 浦嶋泰文, 高橋茂

日本土壌肥料学会講演要旨集 64 103-103 2018年
P6-2-11 コマツナ・スイートコーンの生育と栽培前の緑肥の積算すき込み量（1〜7年間）との関係（ポスター，6-2 畑地土壌肥沃度，2017年度仙台大会）

唐澤敏彦, 中塚博子, 浦嶋泰文, 橋本知義

日本土壌肥料学会講演要旨集 63 115-115 2017年
P6-2-2 緑肥の乾燥がそれを添加した土壌のリン酸代謝関連微生物と窒素無機化能に及ぼす影響（ポスター，6-2 畑地土壌肥沃度，2016年度佐賀大会）

唐澤敏彦, 中塚博子, 浦嶋泰文, 須賀有子, 林正紀, 橋本知義, 高橋茂

日本土壌肥料学会講演要旨集 62 109-109 2016年
緑肥で有用微生物を殖やし、リン酸施肥を減らす (リン酸をうまく効かせる)

唐澤敏彦

現代農業 94(10) 182-185 2015年10月
45 冬期間の積雪の多少が翌春の水田土壌微生物群集構造および土壌酵素活性に与える影響(関東支部講演会,2014年度各支部会)

大峡広智, 金子(門倉) 綾子, 本間利光, 唐澤敏彦, 長岡一成, 橋本知義

日本土壌肥料学会講演要旨集 (61) 268-268 2015年9月9日
リン酸減肥のための緑肥の利用 (特集緑肥による土づくり(対抗作物を含む))

唐澤敏彦

土づくりとエコ農業 47(2) 29-33 2015年2月
有機栽培転換期と慣行の土壌及び堆肥施用の有無の土壌酵素活性による判別

唐澤敏彦, 建部雅子, 佐藤文生, 駒田充生, 長岡一成, 竹中眞, 浦嶋泰文, 西村誠一, 高橋茂, 加藤直人

農研機構中央農業総合研究センター成果情報(Web) 2015 2015年
有機・慣行栽培土壌に添加した米ぬかからの窒素の無機化 : 地域や土壌管理による有機/慣行栽培の影響の違い(2015年度大会講演要旨)

唐澤敏彦, 長岡一成, 須賀有子, 橋本知義

土と微生物 69(2) 130-130 2015年
P6-2-6 緑肥ソルガムの導入と減肥がキャベツの収量と品質に及ぼす影響 : 収量、ビタミンU、ビタミンC、糖度への効果の現地実証(ポスター,6-2 畑地土壌肥沃度,2015年度京都大会)

唐澤敏彦, 高橋茂

日本土壌肥料学会講演要旨集 61 121-121 2015年
短節間カボチャ「TC2A」の水田転換畑での栽培に適した窒素施肥

杉戸智子, 辻博之, 村上則幸, 杉山慶太, 嘉見大助, 建部雅子, 信濃卓郎

北農 81(4) 325-329 2014年10月
6 冬期間の積雪の多少が翌春以降の水田土壌窒素発現に与える影響(関東支部講演会,2013年度各支部会)

大峡広智, 金子(門倉) 綾子, 本間利光, 唐澤敏彦, 長岡一成, 橋本知義

日本土壌肥料学会講演要旨集 (60) 265-265 2014年9月9日
6-2-5 有機栽培ほ場への転換が土壌微生物性に及ぼす影響 : 土壌微生物群集構造からみた慣行農法との比較(6-2 畑地土壌肥沃度,2014年度東京大会)

白尾吏, 長岡一成, 唐澤敏彦, 橋本知義, 長友誠, 古江広治

日本土壌肥料学会講演要旨集 (60) 103-103 2014年9月9日
6-1-10 稲わら堆肥の長期連用および中断が水田土壌の土壌微生物群集構造および土壌酵素活性に与える影響(6-1 水田土壌肥沃度,2014年度東京大会)

大峽広智, 金子(門倉) 綾子, 本間光利, 唐澤敏彦, 長岡一成, 橋本知義

日本土壌肥料学会講演要旨集 (60) 91-91 2014年9月9日
有機栽培転換初期のニンジン・レタス収量の特徴とその要因

建部雅子, 唐澤敏彦, 駒田充生, 佐藤文生, 西村誠一, 高橋茂, 加藤直人

農研機構中央農業総合研究センター成果情報(Web) 2014 2014年
ポリフィルム被覆を行った露地野菜栽培圃場からの一酸化二窒素排出量の評価

西村誠一, 駒田充生, 建部雅子, 高橋茂, 米村正一郎, 唐澤敏彦, 佐藤文生, 加藤直人

農研機構中央農業総合研究センター成果情報(Web) 2014 2014年

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所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

養分獲得能が違うカバークロップの混植による群落内の養分吸収機構と優占作物種の変化

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2021年4月 - 2025年3月

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