MISC

2005年

モデル分子を用いた一酸化窒素合成酵素の調節機能研究(ヘッドライン:生体内小分子の生理活性とセンシング)

化学と教育
  • 樋口 恒彦

53
3
開始ページ
136
終了ページ
139
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.20665/kakyoshi.53.3_136
出版者・発行元
公益社団法人 日本化学会

内在性の生理活性物質である一酸化窒素(NO)を生体内で合成する酵素-NO合成酵素(NOS)はへム酵素である。また本酵素はチオレート配位へムという特別の錯体構造を持っている。本酵素の興味深い反応機構に関し,独自に開発したチオレート配位へム酵素モデル分子-SR錯体を用いてNOとの配位化学を初めて明らかにし,生成物である配位力の強いNOによる阻害からNOSがいかに逃れているかという謎について解明につながる結果を得た。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.20665/kakyoshi.53.3_136
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008906570
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10033386
ID情報
  • DOI : 10.20665/kakyoshi.53.3_136
  • ISSN : 0386-2151
  • CiNii Articles ID : 110008906570
  • CiNii Books ID : AN10033386
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000006622780

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