MISC

2009年10月31日

国際解剖学名 Terminologia Anatomica における骨の孔のラテン語名の分析と分類, および対応する日本語名との比較

口腔病学会雑誌
  • 鹿野 俊一
  • ,
  • 阿部 達彦
  • ,
  • 寺島 達夫
  • ,
  • 山下 靖雄

76
3
開始ページ
124
終了ページ
129
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
口腔病学会

骨の孔は、特に頭頸部において重要な神経や血管の通路となっている場合が多い。そのため、それらについて正確に理解することが歯科臨床的に不可欠である。最新の国際解剖学名Terminologia Anatomicaにおける骨の孔のラテン語名を分析して分類し、対応する日本語名と比較した。その結果、骨の孔のラテン名は、ForamenまたはForaminaの後に続く単語が何を示しているかによって、孔の形態を示すもの、孔の状態を示すもの、孔の絶対的な大きさを示すもの、孔が所属する構造物を示すもの、骨格系における孔の存在位置を示すもの、孔が存在する身体の部位を示すもの、孔を通過する構造物を示すもの、孔の機能を示すものに分類された。これらの分類別に、ラテン語名と対応する日本語をその所属と共に示した。

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=200902272682195578
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10026210938
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00302674
ID情報
  • ISSN : 0300-9149
  • 医中誌Web ID : 2010052333
  • J-Global ID : 200902272682195578
  • CiNii Articles ID : 10026210938
  • CiNii Books ID : AN00302674
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000017324542

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