論文

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2021年8月

Монголын орчин үеийн уран зохиолын үечлэлийн асуудалд (Монгол улс ба Өвөр Монголын жишээн дээр) (in Mongolian)(モンゴル近代文学の時代区分の問題について―モンゴル国と内モンゴルを事例として)

Mongγul udq-a ǰokiyal-un sinǰilegen-ü salaγan-u teüke – emkilel kiged tayilul(モンゴル文学研究分科史―整理と解釈)
  • 岡田 和行

開始ページ
396
終了ページ
428
記述言語
モンゴル語
掲載種別
研究論文(国際会議プロシーディングス)
出版者・発行元
内モンゴル文化出版社

本稿は、モンゴル国(旧モンゴル人民共和国)、内モンゴル、ロシア(旧ソ連)の研究者によるモンゴル文学の時代区分のいくつかの事例を紹介し、モンゴル国と内モンゴルにおけるモンゴル近代文学史の時代区分の問題を検討したものである。筆者は、その当時の政治的イデオロギーが従来の時代区分に大きな影響を及ぼしているため、文学それ自体の発展法則に基づいて、客観的な時代区分を構築することがきわめて重要であるとあらためて主張している。
本稿は、2011年のモンゴル国立教育大学モンゴル研究学院の『モンゴル研究集成(Монгол Судлалын Чуулган)』誌(第11〔通46〕巻)に最初に発表された論文に加筆修正をほどこし、2011年以降モンゴル近代文学の時代区分の問題に関連して発表された新たな研究成果も含めて再検討したものである。
また本稿は、内モンゴル師範大学モンゴル学学院の主催によって2019年6月23日にフホホトで開催された国際学会「モンゴル文学研究分科史-整理と解釈」で発表されたものである。

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