小笠原 欣幸

J-GLOBALへ         更新日: 19/09/28 02:41
 
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研究者氏名
小笠原 欣幸
 
オガサワラ ヨシユキ
eメール
ogasawaratufs.ac.jp
URL
http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/ogasawara/index.html
所属
東京外国語大学
部署
大学院総合国際学研究院
職名
准教授
学位
社会学博士(一橋大学), 修士(社会学)(一橋大学)

研究キーワード

 
 

研究分野

 
 

学歴

 
 
 - 
1986年3月
一橋大学 社会学研究科 
 
 
 - 
1983年3月
一橋大学 社会学研究科 
 
 
 - 
1981年3月
一橋大学 社会学部 
 

論文

 
小笠原 欣幸
當代日本與東亞研究   1(2) 1-16   2017年9月
2016年台湾で発足した蔡英文政権は「一つの中国」を認めていない。中国はいら立ち台湾への圧力を強めた。だが,台湾社会は冷静で,中国も決定打を欠き,中台関係は膠着状態に入った。そこにトランプ政権が登場し,米中関係の先行きは不透明になった。台湾はこれまでも米中の駆け引きに翻弄されてきたが,弱いなりに生き抜いてきた。蔡政権は慎重にかじ取りをしている。
2016年台湾大选分析
小笠原欣幸
台湾研究   139 1-20   2016年8月   [招待有り]
2016年1月の台湾総統選挙・立法委員選挙を分析し,台湾政治の支持構造の変動を明らかにし,この選挙を「歴史的選挙」と位置づけた。国民党の大敗は一時的なスイングではない。国民党は台湾政治における一強政党としての歴史的役割を終え,3分の1程度の勢力になる。本稿は2016年3月8日,中国社会科学院台湾研究所における中国語の報告論文を加筆修正した。掲載誌は中国の台湾研究で最も権威ある学術雑誌である。
Yoshiyuki Ogasawara
Journal of Contemporary East Asia Studies   4(2) 67-92   2015年9月
The Japan-Taiwan Fisheries Agreement in 2013 not only relates to fisheries issues, but also includes sections on the complicated triangle relationship among Japan, China, and Taiwan; and the stability of the East China Sea. This paper will attempt...
小笠原欣幸
日本台湾学会報   16 35-58   2014年6月   [査読有り]
本稿は、2012年1月に行なわれた台湾の総統選挙と立法委員選挙が同日に投票が実施されたことによってどのような相乗効果が発生したのかを検証した。多くの選挙民は投票先を同じ政党に一致させたが、一部の選挙民は投票先を分割し異なる政党の候補者に票を投じた。総統選挙の投票結果を立法委員選挙の73 選挙区に当てはめ2つの選挙を対照させて分析することで同日選挙効果と分割投票の実態を明らかにした。
馬英九の博士論文から読み解く日台漁業交渉
小笠原欣幸
東洋文化   94 61-87   2014年3月   [査読有り]
2013年4月に締結された日台漁業協定は,漁業の話に止まらず日台関係全般、日中台の複雑な三角の関係、そして東シナ海の安定にかかわる重要な協定である。台湾の馬英九総統には、強硬に領土を主張する民族主義者と、平和的解決を主張する国際法学者の「2つの顔」がある。本稿は、馬の博士論文を読解し、そこから見えてくる思想が日台漁業交渉の中でどのような政治行動に表れたのかを分析した。

書籍等出版物

 
現代台湾の政治経済と中台関係
松田康博,清水麗他 (担当:共著, 範囲:第2章 馬英九政権の8年を回顧する―支持率の推移と中台関係の角度から―)
晃洋書房   2018年3月   ISBN:978-4-7710-2988-0
馬政権がどこでどのように挫折したのかを,馬総統の満意度の推移と中台関係の二つの角度から探求し,国民党の苦境を中台関係要因で説明した。
現代台湾政治を読み解く
若林正丈,小笠原欣幸,岸川毅,松本充豊,清水麗,前田直樹,松田康博 (担当:分担執筆, 範囲:「台湾の選挙を地方から読み解く―雲林県の事例」)
研文出版   2014年4月   ISBN:978-4-87636-375-9
本省人主体の典型的な農業県でかつ地方派閥が強い影響力を持つ雲林県は,台湾の地方政治を理解する上で格好の研究フィールドである。1999年以来,定点観測を続けて15年,雲林県が国民党の地盤から民進党の地盤へと大変化を遂げるプロセスを見てきた。雲林県下の郷鎮市そして村のレベルまで立ち入り,雲林県の政治変動を解説した。これは同時に,民主化後の台湾政治の変動を地方の視点で理解することに他ならない。
台灣民主化下的兩岸關係與台日關係
松田康博,蔡增家,若林正丈,小笠原欣幸,松本充豊,佐藤幸人,その他 (担当:分担執筆, 範囲:「2012年台灣二合一選舉之分析:同日選舉效應和分裂投票」)
國立政治大學當代日本研究中心(台湾)   2013年3月   ISBN:978-986-03-6284-8
2012年1月に行なわれた台湾の総統選挙と立法委員選挙のダブル選挙を同日選挙効果と分割投票という視点から分析した。
本稿は,2012年9月17日,台北市で開催された日台国際シンポジウム「民主化期台湾の両岸関係と日台関係」での報告原稿を加筆修正したものである。
小笠原欣幸,佐藤幸人,松本充豊,竹内孝之,松田康博 (担当:共編者, 範囲:第1章「投票結果の分析」,第2章「選挙のプロセスと勝敗を決めた要因」)
JETROアジア経済研究所   2012年5月   ISBN:978-4-258-30018-1
台湾では2012年1月に総統選挙が行なわれ、国民党の現職馬英九が民進党の蔡英文を破って再選を果たした。第1章では投票結果を分析し,地域別の投票行動,両党の支持構造を明らかにした。第2章では選挙のプロセスを検証し両党の選挙戦略および選挙に影響を与えた争点を分析することで馬英九はなぜ再選できたのかを明らかにした。
膨張する中国の対外関係―パクス・シニカと周辺国
天児慧,三船恵美,堀本武功,野口和彦,倉田秀也,小笠原欣幸 (担当:分担執筆, 範囲:第5章「中国の対台湾政策の展開―江沢民から胡錦濤へ」)
勁草書房   2010年6月   ISBN:978-4-326-30189-8
胡錦濤政権の対台湾政策は、江沢民時代の「原則主義的アプローチ」とは異なり、柔軟で執行力の高い「機動的アプローチ」を展開した。胡政権は、戦略目標の「平和的統一」は変えていないが「両岸関係の平和的発展」という概念を打ち出し、政策の優先順位を統一の促進から現状維持へと切り替え、台湾への影響力を拡大する成果をあげた。だが、台湾では大国化した中国に対する警戒感が強く、中台関係の不確実性は依然として大きい。