2016年4月 - 2019年3月
底曳網の選択性パラメータにおける変動要因と資源管理におけるリスク評価
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
東シナ海の魚類 20 種とイカ類 2 種に対する最小規制目合(目合内径 54 mm)のトロール網コッドエンド選択性曲線を求めた。50% 選択体長と最小成熟体長など再生産パラメータを比較することで,単一目合のコッドエンド選択によって複数種を対象とした資源利用の持続性を検討した。
ブートストラップ法により選択性パラメータの変動と調査対象資源の体長組成の推定誤差を求める方法を整備した。
アオメエソの加入当たりの漁獲量,水揚げ量,投棄量を試算し,コッドエンドの目合拡大によって、漁獲死亡係数が高い場合ほど、アオメエソの水揚げ量を減らすことなく投棄量を削減できることを明らかにした。
ブートストラップ法により選択性パラメータの変動と調査対象資源の体長組成の推定誤差を求める方法を整備した。
アオメエソの加入当たりの漁獲量,水揚げ量,投棄量を試算し,コッドエンドの目合拡大によって、漁獲死亡係数が高い場合ほど、アオメエソの水揚げ量を減らすことなく投棄量を削減できることを明らかにした。
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- 課題番号 : 16K07837
- 体系的課題番号 : JP16K07837