MISC

1999年9月29日

フェージング通信路における符号化並列組合せSS通信方式の検討

電子情報通信学会技術研究報告. SST, スペクトル拡散
  • 目黒 秀峰
  • ,
  • 滝沢 賢一
  • ,
  • 佐々木 重信
  • ,
  • 菊池 久和
  • ,
  • 丸林 元

99
341
開始ページ
7
終了ページ
12
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

本報告では、リードソロモン(RS)符号化を組合せた並列組合せスペクトル拡散(PC/SS)通信方式のフェージング通信路における特性を検討した。PC/SS通信方式は、データを拡散系列の組合せとその状態に変換して伝送するマルチコードスペクトル拡散方式の一つである。先に我々は拡散系列の組合せに関するデータのみ誤り訂正を行ない、高速データ伝送と誤り率特性の改善の両立を図った符号化PC/SS方式を提案した。本報告ではこの符号化PC/SS方式のレイリーフェージング通信路における特性を計算機シミュレーションにより評価した。その結果レイリーフェージング通信路では送信する拡散系列の状態に関するデータの誤り率が全体の誤り率に強く影響することがわかった。しかしながら拡散系列の組合せに関するデータは消失誤り訂正により、単純に吠符号化とPC/SS方式を組合せるよりも良好な特性が得られることもわかった。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003291060
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10345990
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110003291060
  • CiNii Books ID : AN10345990

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