MISC

2005年12月16日

DS-UWBシステム用 Rake 受信機における量子化の影響

電子情報通信学会技術研究報告. WBS, ワイドバンドシステム : IEICE technical report
  • 川島 泰智
  • ,
  • Rahman Mohammad Azizur
  • ,
  • 佐々木 重信
  • ,
  • 菊池 久和

105
469
開始ページ
43
終了ページ
48
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

本研究では, マルチパス通信路における直接拡散ウルトラワイドバンド(DS-UWB)システムで使用するRake受信機のディジタル化を想定した場合の性能評価を行った. 特に, Rake受信で行われるパス選択とRake合成に使用する重み係数を量子化した場合の影響について検討した. DS-UWBシステムでの高速データ伝送化は, 一般的にパルス繰り返し周波数が高くなるためパルス間干渉の影響を避けることができない. このため, 干渉の影響を受けたパスを合成することが受信性能の劣化につながることになり, 干渉の影響を受けたパスを合成する可能性が少ないpartial Rake(PRake)受信がよりよい受信性能を示した. パスを合成する際の重み係数はある程度の量子化が行われても受信性能の劣化が見られなかった.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003486060
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11840009
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/7768174
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110003486060
  • CiNii Books ID : AA11840009

エクスポート
BibTeX RIS